要請番号(JL23923B13)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
インティブカ県教育事務所
3)任地( インティブカ県ヘスス・デ・オトロ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ヘスス・デ・オトロ市は同国中西部に位置するインティブカ県の都市で、人口約3.2万人。同県教育事務所は、県内16市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている教育省の機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局からなる。同事務所には50名のスタッフが在籍、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のために安定的な予算は確保されていない。活動予定のフェデリコ・カナレス技術中高校は、基礎部(日本の中学校1~3年生に該当)と高等部(日本の高校1~3年生に該当)を擁し、生徒数は約900名、教師45名の規模。過去、1名の服飾隊員が活動を行っていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校となるフェデリコ・カナレス技術中高校は、1962年設立。職業訓練におけるモデル校として、近隣校や国内大学の生徒の学習の場としても利用されている。当校の高等部には、会計・財務科、産業縫製科、自動車整備科、農業・牧畜科、産業機械科、人文科学科、企業経営科がある。農業・牧畜科の食品加工の授業では、地域産品や校内で飼育栽培された産品を利用して加工品を製造し、地域住民や学校関係者へ販売し、その資金をもとに授業の充実を図っている。より授業を充実させるため新しい加工技術の修得や新商品の開発、製造品の質向上等に取り組んでおり、隊員から最新の技術や新商品のアイデア、質向上のための助言・協力を得たいとして、本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
農業・牧畜科の教員と協力して、以下の活動を行う。
1.農業・牧畜科の食品加工クラスにおいて、地域産品や校内で飼育栽培された産品を利用した新しい加工技術や新商品開発への協力を行う。
※取り扱う主な食材は、食肉(ウサギ、豚、牛、鳥等)、乳製品、農産物(イチゴ、モモ、マンゴー、タマリンド、ジャガイモ、バナナ、豆等)、醸造(ワイン)など
2.製造された加工品の質向上のための助言・協力を行う。
3.製造品の販売会や地域を巻き込んだイベント等の企画・実行をサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
乳製品加工ラボラトリー(乳製品用低温殺菌器、均質機、脱脂機、冷蔵タンク、氷点測定器、圧縮機、冷蔵庫、工業用コンロ等)、調理実習室(工業用コンロ、電子レンジ、冷蔵庫等)、食品加工実習室(冷蔵庫、電気コンロ、ミキサー、鍋、粉引き器等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ4名(30~50代)、活動校校長・副校長(40~50代)
活動対象者:農業・牧畜科教員5名、農業・牧畜科教員生徒30名(15~18歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴と一致させるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な技術と知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。