2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23924A13)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

エルパライソ県教育事務所

3)任地( エルパライソ県ダンリ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ダンリ市は、当国南東部のエル・パライソ県の中心都市で、葉巻やとうもろこしの生産で知られる。人口約22万人の同国第4の都市。エル・パライソ県教育事務所は、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。当事務所には54名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等に充てる安定的な予算は確保されていない。当県には、現在、基礎教育第3サイクル(日本の中学校課程に相当)を擁する公立学校が131校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の基礎教育第3サイクルは、高い留年率と中退率が問題となっており、その原因のひとつに数学の成績が進学の基準に達しないことがあげられている。さらに、教員自身の数学の知識不足や効果的な授業を実施するための技能不足も問題となっている。過去においては、JICAの技術協力プロジェクトが実施され、教材の開発や教員の研修等を実施し、一部の教員にはその成果が定着している。現在は、1名の数学隊員(2023年度1次隊)が活動しており、県教育事務所主導で結成された研修チームとともに、算数・数学教育の教員向け研修を定期的に実施してきているが、より効果的な研修実施のため、研修会後のモニタリングや生徒に対する適切な評価実施のための支援を引き続き得たいとして、本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内複数の中学校での活動を中心に、各校の中核教師や県教育事務所スタッフとともに、以下の活動を行う。
①数学授業を観察しながら、教員に対し、数学授業の質向上のための指導技術に関する助言とサポートを行う。②現職教員を対象に実施する数学教育に関する各種研修会(活動校・市・県)の企画・実施への協力、研修会における教員への助言、モニタリングのサポートを行う。③活動校や研修会において、JICAプロジェクトで開発された教材を用いた授業の実施を支援する。④生徒へ数学の直接指導を行う。⑤類似職種の他隊員と連携し、数学授業改善に向けた副教材作成や教員研修等の企画・実施への協力を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プリンター、コピー機、過去の隊員が作成した教材等(定規、分度器、コンパス等の教材は、学校に常備されていない)。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所スタッフ(30~50代)、市教育事務所スタッフ(30~50代)、活動校校長(40~50代)
活動対象者 : 数学教員(20~50代)、生徒(13~15歳)
※活動校は、事前にJICAホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。