要請番号(JL23924A18)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・芸術・遺産省
2)配属機関名(日本語)
インティブカ先住民族職人訓練校
3)任地( インティブカ県インティブカ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当校は、地域の先住民族(レンカ族)の若者を支援することを主な目的として、1974年に創立された。中学部と職業訓練コースがあり、職業訓練コースでは、織物、洋裁、金属加工、木工、農業、電気コースがある。生徒は、インティブカ市周辺に居住する先住民レンカ族の子孫。レンカ族の文化や伝統を次の世代に継承しつつ、教育や職業訓練の機会が少ないとされているレンカ族の青少年に中学校教育や職業訓練を提供し、レンカ族コミュニティの生活水準向上のための支援と伝統文化の継承に寄与している。構内には、経済的に通学が困難な女学生を寄宿させる施設も備えている。生徒数約110名、職業訓練コースは、各コース15名程度の規模。
【要請概要】
1)要請理由・背景
レンカ族の人々が織る生地(レンカ布)は、当国の伝統工芸品の一つとなっている。当校には、レンカ布の織布技術を教えている織物コースが設置されている。また、洋裁技術の他にレンカ布を使った洋服や小物製作を教えている洋裁コースもあり、レンカ族文化や伝統技術の継承・発展に寄与するとともに、卒業後の自立や起業・就業機会の創出に寄与したいとしている。両コースの授業を通じて当伝統工芸品を持続的に発展させていくため、両コースの授業内容をより充実させ、そこで制作される製品の質やデザイン技術を向上させるため、隊員の支援を得たいとして、本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
当校職業訓練コースの織物コース、洋裁コースの同僚と共に以下の活動を行う。
・座学や実技の授業において、より授業が充実するための助言や支援
・両コースにおいて制作される作品のデザイン、品質向上のための助言や支援
・市場のニーズにマッチした新しいアイデアの提案や助言
・可能であれば、両コースで制作した品の市場開拓も期待されている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
織機、電動ミシン、足踏みミシン、アイロン、裁断台、いす、机
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(女性・50代)、織物コース(男性・50代、経験年数35年)、洋裁コース(女性・40代、経験年数3年)
活動対象者:織物コース、洋裁コースの生徒(15才~20才)30名、中学生(12才~15才)20名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:技術的な指導が含まれるため
[参考情報]:
・織物、洋裁の知識があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(7~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。