【配属機関概要】

3）任地（ フランシスコ・モラサン県バジェ・デ・アンヘレス市 ） JICA事務所の所在地（ テグシガルパ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

バジェ・デ・アンヘレス市保健センターは一般外来(内科、小児科、婦人科、歯科)、妊婦、新生児健診等を行っている。また、バジェ・デ・アンヘレス保健ネットワーク事務所(RISS)として、4市(バジェ・デ・アンヘレス、カンタラナ、サンタ・ルシア、レパテンキィ)人口約7万9千人の保健サービスの統括を担っている。現在、技術協力プロジェクト「保健サービスネットワーク(RISS)を通じた保健サービスデリバリー強化プロジェクト (2021-2026)」の2つの対象県の内の一つとなっている。これまで隊員の派遣実績はない

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国では医療施設へのアクセスの悪さなどから定期健診に通うことが困難な妊婦も多く、妊婦や乳幼児の死亡率が高くなっている。改善のためには、医療施設の周知、妊婦への知識普及、保健に関する啓発の必要性が高い。また、近年、若齢妊娠も多く大きな課題となっている。ついては、地域の保健プロモーター等が地域を巡回し啓発活動(両親学級、産婆教育、若年妊娠対策等)を実施してきている。これまでJICAは、エル・パライソ県、レンピーラ県にて2013-2018年まで技術協力プロジェクト「国家保健モデルに基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」を実施しており、これらの活動の成果を他県にも広げて行くことが期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

バジェ・デ・アンヘレス保健サービスネットワーク事務所管轄の医師、看護師等と以下の活動についての協力を行う。
1.来院する妊婦を対象に母親学級等を通して出産に必要な正しい知識についてのアドバイスを行う。
2.市内の小中高校の生徒や地域住民に対してのワークショップや保健だよりの発行等を通して、正しい健康管理、性教育、家族計画についての啓蒙・啓発活動を行う。
3.市役所等と連携して、妊婦・新生児健診受診率の向上に向けた活動の計画、実施の支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、血圧計、身長計等の計測器、一般的な事務機器

4）配属先同僚及び活動対象者

バジェ・デ・アンヘレス市保健所
活動先同僚:所長(医師・女性・50歳代)
医師3名
看護師2名、准看護師2名
看護学生7名(6ヵ月の実習期間のみ)。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

・原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。