2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23924A30)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ラ・パス県教育事務所

3)任地( ラ・パス県ラ・パス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラ・パス市はホンジュラス南西部のラ・パス県の県都で、主な産業はコーヒーやトウモロコシ、サトウキビ生産などで、人口は約5万人。ラ・パス県教育事務所は、県内19市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には45名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。同県には、現在、就学前教育課程が併設された基礎教育学校が121校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、小学校就学前(5歳児)は義務教育となっており、小学校に入学するための下準備をする重要な期間として考えられている。しかし、教員の研修制度やカリキュラム・教材の質が十分でない状態が続いており、幼児教育を専門としない教員や知識・技術が十分でない教員が授業を行っていたり、幼稚園においても小学校型の先生から生徒へ一方的に教える授業がなされていることが多い。そういった状況を受けて、日本式の「遊び」を中心とした授業や園児向けの音楽や運動を取り入れた授業等、幼児教育のノウハウの紹介等により、幼児教育の質向上に協力できる人材が求められており、本要請が出された。同県では過去1名の幼児教育隊員(2016年度3次隊)が活動してきている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

教育ネットワーク(規模に応じて1~2つを担当)を活動の基盤として、各ネットワークの中核教師と共に、ネットワークから選定する活動幼稚園(1~2校)にて以下の活動を行う。
1.教員に対し、授業の実施をサポートしながら、教育手法等の紹介・助言を行う。2.現職教員を対象に実施する幼児教育に関する各種研修会の企画・実施に向けた協力を行う。3.保護者に対して、セミナー等を実施しながら、幼児教育の意識の向上を図る。4.他の幼児教育隊員と連携し、共通課題に関する研修を実施する。また、教材等の作成にも従事する。
※教育ネットワーク:地域ごとに組織された、3~10校からなる学校のネットワーク。教科毎に分科会を形成し、指導法の向上などを図っている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、ホワイトボード等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 県教育事務所カリキュラム・評価局スタッフ(30~40代)、市教育事務所スタッフ(30~50代)
活動対象者 : 幼稚園長(40~60代)、幼稚園教員(20~50代)、児童(4~5歳)
※活動するネットワークや活動校は、事前にホンジュラス事務所と県・市教育事務所との協議により決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な指導が求められるため

[参考情報]:

 ・保育士は、幼児クラス経験あり

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。