要請番号(JL23924A34)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ラパス県保健事務所
3)任地( ラパス県マルカラ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は県内(人口約23万人)の医療施設を管轄する県の保健行政機関で、県内の医療施設の運営管理等を行っている。マルカラ市(人口約3万人)は県内第二の都市で、活動先となるマルカラ市保健センターは普通分娩を扱う母子クリニックを併設している。母子クリニックには医師10名、看護師2名、准看護師17名が配置され、同市及び周辺の農村部から1日約100人の患者が来院、月約60件の分娩に対応している。隊員派遣は本要請で3代目。前任者(2018年度2次隊)は2020年3月まで活動した。2019年に日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力により、マルカラ市保健センターに対し救急車が供与されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の農村部では都市部に比べて施設分娩の割合が低く、妊産婦死亡率と乳児死亡率は依然高いレベルにある。マルカラ市を含む周辺地域でもこれらの改善が重要課題となっている。妊婦健診の質の向上やリスクの高い妊婦の早期発見、妊娠期間中の生活、分娩、育児や産後の体のケア等についての知識向上が必要とされるほか、健康教育や栄養管理、感染症予防等を含めたプライマリヘルスケアに関連するアプローチによる改善も求められている。隊員には配属先関係者の技術・知識の向上への協力が期待されるほか、来院する妊婦およびその家族に対する家族計画指導や近年問題化する若年妊娠対策への支援も期待されている。前任者による協力活動の継続を求めて本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
活動先となるマルカラ市保健センターに併設された母子クリニックで、配属先同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1.日常の活動や産科分野の勉強会の開催等を通して、同僚の助産分野の技術・知識の向上を支援する。
2.母子クリニックに定期健診で来院する妊婦を対象に、妊娠期間中の生活、栄養管理、分娩、育児や産後の体のケア等についての指導を行う。
3.市内の中高校の教員と協力しながら、市内の中学校・高校を訪問して若年妊娠や性感染症予防について啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、事務用品等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚; 母子クリニック(所長、医師10名、看護師1
名、准看護師17名)、保健センター(医師5名、歯科医1
名、看護師1名、准看護師11名、栄養士1名)
活動対象者: 妊婦とその家族、中高校の教員と生徒。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。