2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23924B12)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
H111 鍼灸マッサージ師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務司法地方分権省

2)配属機関名(日本語)

カイパック視覚障害者職業訓練センター (CAIPAC)
NGO

3)任地( フランシスコ・モラサン県サンタ・ルシア市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、視覚障害者の自立と社会参加を目的に1986年に設立された全寮制の職業訓練施設である。全課程2年間で、自立活動・日常生活の指導、及び職業訓練としてマッサージ、陶芸、木工、音楽、スポーツ、ダンス、コンピューターなどを教えている。全校生徒37名。生徒の年齢は15~60歳で、学歴も小学校卒から大卒まで様々である。社会参加できるレベルに達した生徒だけが卒業でき、年間5~7名の卒業生を送り出している。過去に鍼灸マッサージ師隊員3名の他、陶芸隊員1名が派遣されている。政府からの資金援助で運営されており、年間予算は約30万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同施設では、1年目は職業訓練10科目の全てを受講し、2年目から各人の適性にあった専門分野を集中的に学ぶシステムをとっている。マッサージを専攻した卒業生は、その大半が自営業により生計を立てている。マッサージ科では、以前オイルマッサージの指導しか行われていなかったが、歴代の隊員派遣によって「あん摩」「リフレクソロジー」の知識・技術の導入を図り、マッサージ室を設置して実習を強化するとともに校内クリニックの開設を支援した。現在は、隊員の指導を受けた同校卒業生1名及び新人1名、計2名の講師が生徒への指導を行っているが、3年前に熟練講師1名が退職したため、再度、講師の力量アップが課題となり、隊員要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.講師と生徒に対し、指圧の技術支援を行う。
2.現在マッサージ科で指導している内容(指圧、あん摩、リフレクソロジー)のうち、ボランティアの得意な分野について、講師の技術レベルの向上を図る。
3.講師と協力し、必要に応じてマッサージ科のカリキュラムの見直しを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

マッサージ台、あん摩用椅子、骨格模型、視覚障害者用指導用パネル(前任者作成)、足マッサージ機(CONAIR)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:施設長(大卒、女性、70代)
マッサージ講師2名(全盲男性30代経験11年、全盲男性20代経験1年)
その他職業訓練科目の講師10名

活動対象者:マッサージ講師2名(全盲男性30代、全盲男性20代)、生徒約10名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚へ指導が必要なため

[参考情報]:

 ・全盲の同僚2名への指導が必要

 ・「運動療法の経験」があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・原則ホームステイとする。但し、現地事情により一人暮らしとなる可能性もある。