【配属機関概要】

3）任地（ キングストン ） JICA事務所の所在地（ キングストン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同協会は、政府に先がけ1956年から知的障害者教育を始めたが、教育省は同協会と連携する形で1974年から特別支援教育を開始した。障害者が社会参加できることを目的に学校教育を施し、卒業後の社会参加促進のための事業も実施している。同協会へこれまで30名以上のボランティアが派遣されている。協会の年予算約1億3千万円。配属先は協会傘下の特別支援学校で1969年に創立した。同国首都の中心校として、近隣の学習センターと特別支援学級を合わせ約130名の生徒(6歳～18歳)を教育している。技術科の授業として木工、美術、手工芸、服飾、園芸などがある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

知的障害者への職業訓練及びリハビリの一環として、園芸の授業が行われている。コンテナーガーデン等の農作物の栽培、また、造園等の知識の普及を行っているものの、卒業後に職に就けるほどの技術力を身につけることは難しいのが現状である。そのため、学校に作業所を設け、栽培した農作物を販売し、現金収入を得るプログラムの開発を進めている。このプログラムを実現し、軌道に乗せるためにも、適切な技術指導、作物の選定、市場の開拓等の支援が必要とされている。また、現行の園芸授業の支援、見直しも期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. 教員に対するコンテナガーデン、園芸、造園の技術支援
2. 配属先の現金収入向上に資するための技術的助言
3. 園芸プログラム実施に関するガイドライン等の作成
4. 現在、植えている植物は、主に一般家屋の庭に植える様な樹木等(ヤシ、ヘッジングプラント等)。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

園芸用のハンドツール等

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚・活動対象者:教員および学校スタッフ
活動対象者:知的障害児

【資格条件等】

[参考情報]：

　・花き栽培の実務経験

【地域概況】

【特記事項】