【配属機関概要】

3）任地（ マンチェスター県マンデビル ） JICA事務所の所在地（ キングストン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マンチェスター県の中心都市マンデビル市街地に位置する1965年創立の公立の教員養成大学であり、学生数は約850名。メインキャンパスがマンデビルにあり、セント・アン県ブラウンズタウンにも小規模のキャンパスを有する。幼児教育、初等教育および障害児教育にかかわる教員の養成がメインであるが、他にも幅広い教科や分野の教員育成コースがあり、教育レベルを向上させるために必要不可欠となる教員の育成を担う重要な地域の機関となっている。教員を目指す学生や、現職教員の学位取得等のコースを提供している。2000年前後に数名の協力隊員を派遣した実績ある大学となる。
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【要請概要】

1）要請理由・背景

幅広い知識や経験を持った教員を育成するため、他大学との連携や受講できるコースの増加を進めているが、人材確保の問題から慢性的な教員、アシスタントの不足に直面している。質の高い教育の場を生徒へ提供するため、JICA海外協力隊への支援要請が出された。将来教員となる立場の生徒や現職教員の学位取得を提供する機関において、多様性や異なる文化を持つ外国人教師から刺激や新しい知見を受ける機会となることも隊員要請目的の1つとなっている。同大学内にサイエンス・センターの設立を計画中で、理科教育のレベル向上を目指しており、理科教育隊員においては設立に関する助言なども期待される。同時に物理、生物を担当する理科教育隊員の要請も出されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同大学に通う学生に対して以下の活動を行う。(担当科目は化学)
担当する授業時間は、おおむね12～18時間であるが、配属先と相談の上決定する。
1. 小学校/中学校教諭(理科)の学位/免許取得を目指す学生に対して、隊員単独で化学の授業を行う。
2. キャンパス内の理科実験室を利用し、正しく安全な実験指導のやり方について講義およびデモンストレーションを行う。
3. 理科実験室(化学・生物共用)および実験室内設備について、適切な保守・メンテナンスおよび指導を行う。
4. 新設予定のサイエンス・センターへの助言
バスケットボール、バレーボール、テニスなど何らかのスポーツ経験があれば、校内クラブ活動にも貢献が期待される。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、職員室、理科実験室および実験室設備(化学・生物共用実験室1室)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
科学・数学部門長(50代)
同部門教員10名、うち化学教員1名

活動対象者:
同大学にて学位取得を目指す学生および現職教員

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・理科実験の経験や薬品・器具の知識

[参考情報]：

　・教員への指導経験があると良い。

　・化学を教えた経験があること。

【地域概況】

【特記事項】