要請番号(JL24223B24)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年省
2)配属機関名(日本語)
モニーグ大学 科学技術学部
3)任地( セント・アン県モニーグ ) JICA事務所の所在地( キングストン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は、1956年にオープンした小学校教員の養成機関に由来していたが、1993年にはコミュニティカレッジの機能も加わり、現在は教育学部、社会学部、科学技術学部からなる総合大学となっている。4年生の学士コース、3年生の準学士コースのほか、2年制のコースやさらに短期のコース等、多様な学習や職業訓練の機会を提供している。科学技術学部は技術学科、自然・応用科学科、数学科の3学科で構成されている。やや内陸部の丘陵地帯にあるメインキャンパスのほかに、オーチョリオスキャンパス、リンステッドキャンパスがある。HP
【要請概要】
1)要請理由・背景
同学科では、ジャマイカ環境基金の支援を受けてカナダから乳用ヤギ種の精液を導入し、現在雑種第2世代まで誕生している。また、カナダ政府の財政支援を受け農畜産物加工コース(準学士)が開講される予定である。なお、2015年頃にセントアン県に派遣されていた環境教育隊員が、活動の一部として同学科へのヤギ酪農プロジェクトの導入支援の実績があったことから、ヤギ乳の利用、特にヤギ乳チーズの製造に関する協力隊員の支援が求められた。これまでに、他大学の支援を受けてソフトタイプのヤギ乳チーズの製造経験はあるが、デモンストレーション的なものであり、基礎から開始することが必要である。食品衛生のほか、微生物学や保存料等の食品添加物に関する知識の支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力し、以下の活動を行う。
1. ヤギ乳の利用、流通促進を、食品加工の観点から支援する。
2. 食品衛生の知見を共有しながら、ヤギ乳の加工品として、ヤギ乳チーズの製造を支援する。
3. 学生に対する食品加工実習に協力する。
4. 微生物学や保存料等の食品添加物に関する化学知識の教員への共有も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
山羊の肥育舎、観光学科の調理実習室(食品加工実習室の設置計画はあるが、設置が間に合わない場合は調理実習室を利用することになる)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学科長(男性、50歳代、SAGEプロジェクトのプロジェクト
コーディネーター)
農場長(男性、50歳代)
活動対象者:
同僚教員および学生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:大学で教えるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:応用能力が必要なため
[参考情報]:
・修士の学位は2年の実務経験とみなす
・食品添加物に関する知識があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)