要請番号(JL24224A03)
募集終了
5代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年省/労働・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
ジャマイカ知的障害者協会 ウッドローン校
NGO
3)任地( マンチェスター県マンデビル ) JICA事務所の所在地( キングストン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同協会は、政府に先がけ1956年から知的障害者教育を始めた。1974年から教育省は同協会と連携する形で特別支援教育を開始し、現在は5か所の特別支援学校と10か所のラーニングセンター(以下、センター)で教育を提供している。障害者が社会参加できることを目的に学校教育の場を提供し、社会参加を促すための職業訓練も行っている。卒業生及び障害を持つ成人の雇用機会拡大を目指し就労支援にも取り組んでいる。同協会および関連機関には短期派遣を含め30名以上の隊員が派遣されてきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
知的障害を持つ子どもたちの学習ニーズに合わせた教育手法の導入が必要とされており、個々の学習ニーズに合わせた個別指導計画の調整が必要なものの、十分に行えているとは言えない状況にある。障害者の社会参加が乏しいジャマイカで、知的障害をもつ子どもたちが、自分たちの能力を最大限に発揮し、経済的な自立とまではいかないものの、社会の一員として生活する基礎をつくるため、文化や社会的背景を考慮した包括的な指導指針の策定、ニーズに基づく個別指導計画の作成の支援や、障害児・者支援の経験を踏まえた、子どもたちに寄り添った支援をすることができる指導者の育成が必要とされている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.障害児者支援の専門知識と経験を活かして、生徒の学習ニーズとジャマイカの文化的や社会的背景を考慮した個別の学習計画の作成や調整を支援する。
2.指導者の障害児・者支援への理解と包括的で生徒の学習ニーズに合わせた指導指針の策定を支援する。
3.子どもたちに寄り添う技術や知識を高めるため、ワークショップ、研修、教材の紹介等を通じて、学校の指導者や関係者の能力向上を支援する。
4.子どもたちや学校関係者などへ日本について紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、ホワイトボード、おもちゃ
4)配属先同僚及び活動対象者
教員(14名) 補助教員(11名) その他スタッフ(9名)
児童・生徒(6歳~13歳 約40名、13歳以上 約80名))
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚の指導にあたるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:障害児教育経験者が必須のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同校からは作業療法士及び言語聴覚士のJICA海外協力隊要請がされている。木工教室、日常生活に必要な技術を伝える教室などがある。