要請番号(JL24522A08)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際開発協力庁科学技術協力総局
2)配属機関名(日本語)
脳性麻痺者協会
NGO
3)任地( メキシコシティ ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1970年設立の同協会は、脳性麻痺者を含む障害者(乳幼児から成人)を対象としており、家族の心理カウンセリング、更には医療診断も行っている。運営は、医師5名、療法士約30名、教師約60名を含む総数160名以上で行っている。事業として、乳幼児への早期教育から高等学校教育まで、リハビリテーション及び医療サービス(理学、作業、聴覚言語、水治療法、心理療法等及び家族の心理ケア等)、職業訓練、自立訓練、菓子・菓子パン製造等を行っており、コロナ以前の1日の利用者は500人以上に及んだ。なお、2019年9月まで障害者支援の隊員が活動をしていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メキシコ国内で高水準のサービスを提供している同協会は、2016年に組織運営に関する全国レベルの賞(Premio Nacional Monte de Piedad)を受賞する程経営能力に長けた組織である。同協会は更なるサービスの向上を目指し、利用者へよりよいサービスを提供する事を模索し続けており、日本の知識や経験を持つ隊員の派遣を強く望んでいる。配属先は、今回の隊員の派遣により、同配属先メキシコ人理学療法士達と協働によって、メキシコと日本の知見とを融合させ、より高いサービスを利用者に提供できるようになることを強く期待している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. リハビリテーションの臨床に入り、同協会メキシコ人スタッフの技術、施設機材、利用者の実態把握を行う。
2. 上述で把握した事を元に、メキシコ人スタッフと意見交換を行い、良い部分と改善が好ましい部分を分析する。
3. 上述の分析を元に、日本の知見を合わせた、良い部分を伸ばし、改善が好ましい部分を補う案をメキシコ人スタッフと共に作成する。
4. 上述の案を現場で実践し、定着化を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法室(電気刺激療法機器、牽引装置、練習用階段、姿勢保持装置、マッサージ台、歩行器等)、水治療法用プール、家族用カウンセリング室、乳幼児から高校生までの教室、作業療法室、屋上グラウンド、診療室他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
160名以上(医師5名、各リハビリ士約30名、教師約60名等):理学療法士5名(カウンターパート、50代前半、女性、経験約25年)、水治療法士2名(女性)、作業療法士2名(女性)、義肢装具士2名(男性)等
活動対象者:
1日500人以上(乳幼児~成人及び家族)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)保健医療 備考:同僚への指導の必要性から
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導の必要性から
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。