要請番号(JL24522A10)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
メキシコ州政府
2)配属機関名(日本語)
女性局
3)任地( メキシコ州トルーカ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
メキシコ州は首都メキシコシティに隣接し、州都トルーカ市を含め、125市からなる。州の人口は946万人で、全国民の17%に当たる。このうち、49.6%が貧困層に含まれる。女性省は、メキシコ州政府に帰属する16省の中の一つの省で、2021年に新たに創設された。女性省は、持続的平等総局のほか、ジェンダー視点総局、暴力予防対策総局の3総局からなり、年間予算は、約2,100万米ドル。州内の3市(Ecatepec, Tec mac, Zinacantepec)に女性総合支援センター、Aculco 市で、女性・先住民支援地域センターを運営している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2019年に新設された女性省では、連邦政府の進める女性の権利保障と地位向上を上位目標として、州内に設けた4か所の女性支援センターを中心に様々なプロジェクトを展開している。女性省長官は2012年に州政府の経済開発省に派遣されたシニア海外ボランティア(一村一品)のカウンターパートであり、地域の経済活性化の手法として一村一品運動を活用することを計画し、我が方に協力隊員を要請した。これを受けJICA事務所と女性省で現地調査を行った結果、女性グループの自立化支援に関しては、まずは対象女性の意識改革が必須であり、段階的に開発を進めることが確認され、生活改善アプローチの導入にかかる協力隊員の派遣計画がとりまとめられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.女性省の進める既存のプロジェクトや政策、受益者となる女性グループのベースラインサーベイを行う。
2.収集された情報分析による女性自立化支援プロジェクトの策定とモデル地区選定、これらにかかる連絡・調整を行う。
3.女性省及び州政府や国家関連機関のスタッフへの生活改善アプローチ手法の講習会を行う。
4.4支援センターにおいて、スタッフおよび管轄行政区の担当者へ講習会を開催する。
5.モデル地区において、住民グループを対象にした巡回形式の生活改善指導や所得創出に係る調査を行う。
6.実証プロジェクトの計画策定を行い、可能な場合はプロジェクトを実際に展開し、成果を以て今後の展開への提言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所机、プリンター、WiFi環境
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先の同僚:
持続的平等総局・開発アクセス平等副局長、女性、30歳代、大卒
同副局、スタッフ、女性3人、大卒/男性1人、大卒
活動対象者:
センタースタッフ関係者20名X4センター:80名
地域女性100名X4センター:400名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導の必要性から
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導の必要性から
[汎用経験]:
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-3~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保障されていない。