要請番号(JL24522B08)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境天然資源省
2)配属機関名(日本語)
国家自然保護区委員会/南部国境・地峡・南太平洋地域事務所
3)任地( チアパス州トゥクストラ・グティエレス市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
メキシコ国では環境天然資源省(SEMARNAT)が環境行政を担い、全国182か所の自然保護区の管理を傘下の国家自然保護区委員会(CONANP)に委ねている。同委員会は全国に9つの地域事務所を設け、それぞれの地域の自然保護区で、自然資源の利用及び保護に関わる学術的調査、エコツーリズムの促進、自然保護区の保護と活用を目的とした事業を行っている。年間予算は全体で約50億円。JICAはこれまでにユカタン半島沿岸湿地保全プロジェクトを実施した他、7名の環境教育隊員を派遣してきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セルバ・エル・オコテ地区は、2000年にメキシコ連邦政府によって生物圏保護区として指定され、2006年にはユネスコに認定された自然保護区である。メソアメリカでも重要な森林山塊の1つである。年間を通して降雨量が多く、広い範囲で中高地の森林が広がり、712種の植物相や夜行性の猛禽類、さらには絶滅危惧種を含む多様な動植物が確認されている。今回、南部国境・地峡・南太平洋地域事務所から、同保護区におけるインタープリテーションのマスタープランの策定に協力隊員の協力要請が寄せられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
セルバ・エル・オコテ生物圏保護区において、カウンターパートと共に下記の活動を行う。
1. インタープリテーション(住民の理解促進)にかかるマスタープランの策定を行い、インタープリターを育成する。
2. 観光客や域内住民に対して環境学習プログラムを実施する。
3. 生態系調査・環境教育セミナー・広報活動に関わる業務の補助を行う。
4. その他、配属先が求める管理運営業務を支援する。"
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、PC、デジタルカメラ(Canon)、GPS (Garmin)、WiFi環境
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所代表:50歳代、女性、大卒
セルバ・エル・オコテ生物圏保護区責任者:50歳代、男性、大卒
同僚(技術指導対象者):40歳代、男性、農学士
活動対象者:地域住民、地元企業、地方行政府関係者ほか"
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚との学術レベルを合わせる
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地住民への実務指導のため
[汎用経験]:
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(11~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。