2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24522B18)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
H135 学校保健
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ベラクルス州政府

2)配属機関名(日本語)

教育局・教育開発部

3)任地( ベラクルス州ハラパ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

近年、小学校から高校までの学校教育の中で、栄養不良(肥満、偏食)や精神・情緒不安定、その他アルコールや薬物依存症による問題が取りざたされるようになってきた。ベラクルス州政府教育局は、この状態に至って「教育を元に健康的な生活習慣の確立、意識改革、依存症や犯罪、校内暴力の防止を習慣付け、健康、責任感、謙信、共感、プロ意識をもって身体的、精神的に健全な社会を形成すること」を目的に教育局教育開発部の中に「依存症・反社会的行動の予防とケア対策室」を設け生徒への対応を検討することとなった。なお、2022年度ベラクルス州政府の年間予算は約70億ドルで、うち教育局には、25億ドルが計上されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

「依存症・反社会的行動の予防とケア対策室」では、管理が困難な情緒不安定な生徒が増えていることから、子供たちが道を踏み外さないよう、社会性と精神の発達を促進する必要性を重視しており、多くの子供や青少年らにとって、自分の感情を抑制するための「心の健康の必要性」を説いている。また、偏った栄養が与える影響について、教育現場に伝え続けることが必要であり、子供たちが高カロリーで、健康に悪影響を与える商品ばかり摂取しないよう健康促進を進めている。そこで、長寿、健康で有名である日本政府に対して、心理学や栄養学のベースを持った学校保健を専門とする海外協力隊の派遣要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らとともに以下の活動を行う。
1. ベラクルス州教育施設における生徒の栄養状態、精神・情緒の問題、依存症などの実態調査と分析を行う。
2. 調査結果に基づいた学校保健の指針を策定する。
3. 教員・学校関係者・保護者・家族に対する学校保健研修会を開催する。
4. 学校でのフォローアップと評価を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、PC、コピー機 、WiFi環境

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先代表: 教育開発部長、男性、50歳代、現職2年
配属先主任: 対策室長、女性、栄養士、50歳代、経験年数25年
配属先同僚: (1)対策室長、女性、30歳代、経験年数2年
(2)対策室・心理士、女性 、40歳代、経験年数5年 (3)対策室・栄養士、女性、30歳代、経験年数2年
活動対象者: 教員・スタッフ、生徒、保護者など

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(養護教諭)

[性別]:(女性) 備考:女子からの健康相談への対応

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への技術指導の必要性

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への技術指導の必要性

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。