要請番号(JL24523A02)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省農業技術教育科学総局
2)配属機関名(日本語)
農村開発研修センター
3)任地( ベラクルス州コアテペック市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農村開発研修センターは、 地域開発と教育振興を目的に1973年地域開発学校として設立され、農村コミュニティ研修と農業技術指導を行っている。1978年に教育省農業技術教育総局に移管され、農村地域開発リーダーを養成すると共に、地域の関係者(農業中小生産者、学術機関、住民等)への実習指導を行い、地域の生活改善に寄与してきた。本施設は基礎教育(中学校)を修了した15歳から18歳の若者を対象にした農業高校の機能も備えている。当センターの年間予算は5千万メキシコペソ (日本円換算約3億5千万円)である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本センターでは野菜栽培、豆類・穀物栽培、果樹・ナッツ栽培、温室・病床栽培、花卉栽培、牧畜、野菜・果物調理済食品保存、乳製品加工、食肉処理・包装・加工等の農業一般について技術開発が行われている。重点分野は青果物加工技術・保存方法及び工業化、有機肥料製造、園芸、コーヒー栽培、食用きのこ生産、乳酸品加工、種苗生産・育種、有機卵生産、蘭科植物繁殖管理、病害虫管理(植物抽出物)である。こうした農業技術開発部門においても野菜栽培は近隣地域住民からの研修要望が多く寄せられ、機能強化をはかる目的で協力隊員の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、本センターで実施されている近隣農民・住民(主婦等)に対する農業部門実習指導の中で以下の活動を行う。
1. センター技術開発担当者と技術手法等の知識の統合をはかり、技術研修プロセスを強化する。
2. 研修実施要領マニュアルを完成させる。
3. 農村コミュニティーを巡回し、野菜栽培技術の実習指導を行い、コミュニティの経済改善に協力する。
4. 農業高校に通う生徒への野菜栽培についての実習指導もあわせて行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
共有執務室、事務机・事務椅子、文房具、インターネット機器、コンピュータ(計画中)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先代表:所長、女性、50歳代、29年勤務
配属先同僚:(1)マネージャー、女性、40歳代、生物学学士、農村開発修士、11年勤務、コミュニティー活動経験20年以上
(2)教員、男性、50歳代、農業工学士、27年勤務
活動対象者:主に農村コミュニティ(主婦、若者、農民)、NGO、高校生
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚への指導に必要となる
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:技術指導に必要となる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(9~29℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。