要請番号(JL24523A11)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
イダルゴ州政府
2)配属機関名(日本語)
イダルゴ州スポーツ院
3)任地( イダルゴ州パチューカ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イダルゴ州はメキシコシティから北96㎞に位置するパチューカ市を州都とする。国内の32州の中で6番目に面積が大きく、2021年の州の国内総生産は2,713億ペソで国のGDPの1.6%を計上している。州の人口は300万人、このうち半分は30歳以下である。2022年9月から始まった現政権は、若者の生活の質の向上に貢献し、教育、統合開発、起業家精神などの分野でのニーズを満たすユースケアプログラムを掲げている。イダルゴ州政府は、2030アジェンダの持続可能な開発目標であり、且つ国家目標でもある「子ども及び青少年の権利を保障する」このプログラムに対して、イダルゴスポーツ院を通じて積極的に取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
イダルゴスポーツ院は、地域の特性やニーズに合わせて、様々なスポーツ種目を実践できるような、スポーツに関する公共政策やプログラムを確立し、実施することを目的としている。全国レベルでの競技会では、イダルゴ州は32州の29位(2022年)に位置しているところ、各種目の競技者と女性の組織をサポートし、それぞれの潜在能力を高めることが求められている。この中でも柔道はCONADE(スポーツ庁)主催の国内大会で全国5位の成績を収めており、世界大会レベルへの選手育成に向けて、日本人コーチによる強化練習を施したいとして協力隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とと協力し、以下の活動を実施する。
1. イダルゴ州における継続的な柔道競技の発展と強化のための新しいトレーニングプランと戦略の設計、モニタリング、評価のサイクルを確立する。
2. 高いパフォーマンスを引き出すための指導者養成研修を実施する。
3. コーチやスポーツ院関係者とのミーティングを常設し、選手育成のモニタリングを行う。
4. 国内大会、国際大会に出場する選手の引率を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(16畳X24畳)、競泳用プール(25メートルX6レーン)、トレーニングジム(各種トレーニング機材)、事務机、インターネット環境
4)配属先同僚及び活動対象者
1.配属先主任:男性、40歳代、元バスケット選手
2.同僚スタッフ:(1)ハイパフォーマンス局長、男性、50歳代
(2)柔道コーチ、男性、60歳代、5段
(3)柔道コーチ、女性、50歳代、3段
3.指導対象者:20名、州代表選手、12歳~24歳(育成レベルを含む)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:実技指導が必須となるため
(指導経験)3年以上 備考:指導者養成が必須となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。