【配属機関概要】

3）任地（ メキシコシティ ） JICA事務所の所在地（ メキシコシティ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

メキシコ市はメキシコ合衆国の首都で、2016年にシウダ・デ・メヒコが正式名称となり、32番目の州となった。人口、2,228万人を有し、中米カリブにおける経済の中心となっている。市行政府は教育(科学・テクノロジー・イノベーション)局をはじめとする25の行政事務局、その他18の直営機関、青少年研究所を含む41の準独立機関、14の信託・基金、2つの行政支援機関から構成されている。これまでにメキシコ市にはJICA海外協力隊が数多く派遣されており、現在、青少年研究所では2名の隊員が活動している。また、メキシコ市は名古屋市と姉妹都市提携を結んでおり、名古屋市水道局によるJICA草の根技術協力「メキシコ市における上下水道震災対策強化プロジェクト」も実施されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

メキシコ市の経済発展は著しいが、経済的格差も大きく、貧困から薬物や犯罪に手を染めてしまう青少年も少なくない。配属先では、市内に居住する12歳から29歳までの青少年に対して経済的な支援を行うほか、音楽やストリートアート、サイクリング、映画鑑賞、外国語学習など複数のプログラムを運営し、青少年の健全な育成を支援している。2022年の青少年福祉政策では、ボランティア活動のプロモーターとして青少年を採用し、対価として資金援助や就学支援、職業訓練の無償提供などを行っている。地域のニーズに応え、プログラムの内容強化を図るため、今回新たな分野での隊員要請へ至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1. 青少年研究所交響楽団において演奏指導を行う。
2. 青少年研究所ビッグ・バンド(ジャズ)において演奏指導を行う。
3. 青少年研究所メキシコ民族音楽団において演奏指導を行う。
4. 青少年研究所が実施する演奏会の企画運営を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、事務机、WiFi、PC(共用)、プロジェクター、プリンター、講習会教室、楽団用楽器は各自で用意

4）配属先同僚及び活動対象者

担当者:統括コーディネーター、男性、40歳代、経歴4年
アクティビティーコーディネーター:4名、男性・女性、20歳代、経歴3年
活動対象者:18～28歳、登録ボランティア、男女約30名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・打楽器、弦楽器、金管・木管楽器などいずれかの専門指導経験が必須

【地域概況】

【特記事項】

インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。ギターをはじめ、多くの楽器を指導できることが望ましい。