要請番号(JL24523B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ベラクルス州政府
2)配属機関名(日本語)
教育局・教育開発部
3)任地( ベラクルス州ハラパ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
近年、小学校から高校までの学校教育の中で、栄養不良(肥満、偏食)、メンタルヘルス、アルコールおよび薬物依存による健康問題が取りざたされるようになってきた。そこで、ベラクルス州政府教育局は、「教育によって生徒の意識改革を進め、健康的な生活習慣確立を支援し、依存症や犯罪、校内暴力の防止に努め、健全な社会の確立に貢献すること」を目的に教育局教育開発部の中に「依存症・反社会的行動の予防とケア対策室」を設け、生徒への対応を検討することとなった。ベラクルス州政府の年間予算は約70億ドル、うち教育局には25億ドルが計上されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
「依存症・反社会的行動の予防とケア対策室」では、薬物使用や犯罪に手を染める子供が増えていることから、教育によって心理社会的側面の健全な発達を促す必要があると認識しており、子供たちが自身の感情をコントロールできるよう「心の健康の必要性」を説いている。他方、心身の健康、特に栄養面については、学校教育課程における健康教育が重要と認識しており、子供たちが高カロリーで栄養の偏った食事ではなく、バランスの取れた食生活の重要性について学び、実践することを推奨したい考えである。そこで、健康意識が高く、学校保健が進んでいる日本の知見を学ぶため、子供たちへの栄養指導や心理的ケアの経験がある隊員の派遣要請へと至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1. ベラクルス州内の学校を訪問し、生徒の栄養状態、メンタルヘルス、薬物依存などの実態調査と分析を行う。
2. 調査結果に基づき、学校保健の指針策定を支援する。
3. 教員・学校関係者・保護者・家族に対する学校保健研修会の企画・実施を支援する。
4. 各種取り組みへの評価とフォローアップを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、PC、コピー機 、WiFi環境
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 教育開発部長(50代男性、現職2年)、 対策室長(50代女性、栄養士、経験25年)、その他(栄養士、心理士など)
活動対象者: 学校関係者、生徒、保護者など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(養護教諭)
[性別]:(女性) 備考:女子からの健康相談への対応
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への技術指導の必要性
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への技術指導の必要性
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。