要請番号(JL24524B01)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
国立人類学歴史学研究所 文化遺産保存調整局
3)任地( メキシコ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立人類学歴史研究所(INAH)は1939年に設立された連邦政府機関で、メキシコ国内に存在する文化・歴史遺産の考古学的発掘、研究、保存、普及活動などを行っており、メキシコの先住民族文化の伝統を保護し、尊重する責務も担っている。隊員が配属されるのはINAHが管轄する文化遺産保存調整局(CNCPC)で、ここではメキシコ国内の有形文化遺産の保護、保存、修復が行われている。配属先は、1961年以来、メキシコにおける保存修復のパイオニア的存在であり、ラテンアメリカ初の保存修復トレーニングセンターもここに設立された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本国内の美術館や博物館でも積極的に進められている通り、メキシコにおいても資料や文書のデジタルアーカイブ化が進められている。配属先では、かつて外注によりデジタルアーカイブの作成を行った経験があるが、結果的に使い勝手の良い仕上がりとならず、その苦い経験から研究所自ら開発することを望んでいる。対象とするデータは、過去60年にわたって収集された写真や視聴覚資料で、各デジタル資料にメタデータを付与し、検索インターフェースを構築することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先の文書コレクションや各種取り組みについて知識を深め、デジタルツール構築のための基礎情報を収集する。
2. プログラマーとしての専門性を生かし、デジタルツール開発のためのアイデア、課題、解決策などを提供する。
3. デジタルプラットフォーム用の小規模なコンピュータープログラムを1つ以上構築する。
4. デジタル化と情報管理について、、文化遺産および文書コレクションの専門家チームに助言する。
5.専門家が集めるワーキンググループに所属し、意見交換を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プログラム言語(JavaScript、Java、PHP、MySQL、Postgres、Apache)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート4名(女性、30代~60代、経験7~40年)
活動対象者:INAH所属の職員、研究者、学生など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)情報学 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務上必須
[参考情報]:
・デジタルアーカイブ作成経験(5年以上)必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区によって異なり、通信環境は保証されていない。