要請番号(JL24524B04)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アグアスカリエンテス州政府
2)配属機関名(日本語)
経済科学技術開発局産業開発課
3)任地( アグアスカリエンテス州 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アグアスカリエンテス(AGS)州は自動車産業の重要な拠点として知られており、日産を始めとする多くの日系企業が直接投資を行い、工場や研究開発拠点を設立している。これにより、AGS州の経済は大きく成長し、また日系企業の存在によって地元サプライチェーンも強化され、関連する中小企業も発展してきた。州政府は日本との経済協力関係強化に取り組んでおり、2024年には経済開発・科学技術局にはジャパンデスクも設置され、企業誘致や投資促進、JICAやJETRO等との協力関係強化が行われている。配属先となる産業開発課では、サプライヤー育成を含むサプライチェーンの強化および市場競争力強化を目標として、商談会、供給機会の拡大、専門研修、資格認定、産業展示会を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
AGS州経済開発・科学技術局は、メキシコの自動車サプライチェーン強化と国内調達率向上を目指した技術協力プロジェクト「自動車産業クラスター振興プロジェクト(2018年~2024年)」のカウンターパート機関であり、プロジェクトで培った知見を活かして、引き続きサプライヤー育成に取り組んでいる。しかしながら、製品・サービスの品質向上、コスト削減と納期短縮、供給の安定性向上、サプライチェーンへの参入促進、研究・技術開発など課題は山積しており、州政府としてサプライヤー育成のための公共政策を早急に立案する必要がある。隊員へは、サプライヤー育成モデルやプログラム開発への協力が求められており、高い知識と経験が要請されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 地元サプライヤーの特徴(強み、弱みなど)を分析し、結果を共有する。
2. サプライヤーの生産能力やニーズの特定を支援する。
3. 地元サプライヤーの成長と発展を目標に、配属先の公共政策や戦略策定を支援する。
4. 官民連携促進を支援する。
5. サプライヤー向けの能力強化研修を企画・実施する。
6. 実施された政策の影響を監視・評価する仕組みづくりを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、パソコン、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート(産業開発課長)、その他職員
活動対象者:企業関係者他
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須
[参考情報]:
・サプライヤー育成・強化の業務経験必須(10年)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(4~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。一部職員とは英語でのコミュニケーションが可能な場合もあるが、基本的にはスペイン語での活動となる。