要請番号(JL24524B05)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
アグアスカリエンテス工科大学
3)任地( アグアスカリエンテス州 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2002年9月に開校した公立の工科大学で、7つの工学系コース(学士)と国際ビジネスコース(学士)に加え、2つの修士課程プログラムを提供している。他の多くの工科大学と同様、学術プログラムが労働市場のニーズと一致するよう積極的に産学連携が進められており、企業訪問や実習が行われている。アグアスカリエンテス州には、日産をはじめとする多くの日系企業が進出していることから、日本の技術や職業文化への理解が高く、就職する学生も多い。企業側も若く優秀なエンジニアの獲得を求めていることから、大学は日系企業への就職を想定した学術プログラムの開発に意欲的であり、日本人専門家による技術協力への期待が高い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アグアスカリエンテス州を含む4州では、2018年~2024年にかけて自動車サプライチェーン強化と国内調達率向上を目指した技術協力プロジェクト「自動車産業クラスター振興プロジェクト」が実施され、2020年以降は配属先関係者も技術研修会へ参加し、そこでの知見を基に現在は品質管理、設備管理、運用管理などにおいて大学で指導を行う他、企業への実地指導も一部展開している。AGS州は自動車産業が盛んな土地柄、卒後、多くの学生が日系自動車メーカー及びそのサプライヤーに就職する傾向にあり、配属先では、企業ニーズに即した教育課程を提供する必要がある。技術協力プロジェクトへの参加によって、教員は日本自動車産業の生産システムの基礎的な知識は有しているが、学生に対して十分な教育プログラムが提供できておらず、教員の能力強化及び産学連携の強化が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 教員の能力強化を目的として、カイゼン、かんばん方式、リーン生産方式など、品質管理に関連する研修会を実施する。
2. 学生が取り組む研究プロジェクトに参加し、卒後の実践で役立つよう助言・指導する。
3. 日本の企業や研究機関と調整し、学術交流の促進を支援する。
4. 企業訪問、イベントやフォーラムなどへの参加を通して、大学の広報活動に協力する。
5. 企業ニーズの分析に協力し、カリキュラムへの反映に助言する。
6. 品質管理に関する学生向け講義、実習サポートなども認められている他、配属先が求める業務を幅広く支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、パソコン、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート(50代女性、JICA帰国研修員)、教職員(50~60代男女)
活動対象者:教職員、学生、その他
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須
[参考情報]:
・自動車産業での品質管理業務を重視
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(4~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。一部教員とのコミュニケーションは英語で可能だが、基本的にはスペイン語での活動となる。