要請番号(JL24524B07)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アグアスカリエンテス州政府
2)配属機関名(日本語)
経済科学技術開発局投資誘致課
3)任地( アグアスカリエンテス州 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アグアスカリエンテス(AGS)州は自動車産業の重要な拠点として知られており、日産を始めとする多くの日系企業が直接投資を行い、工場や研究開発拠点を設立している。これにより、AGS州の経済は大きく成長し、また日系企業の存在によって地元サプライチェーンも強化され、関連する中小企業も発展してきた。州政府は日本との経済協力関係強化に取り組んでおり、2024年には経済開発・科学技術局(SEDECYT)にジャパンデスクも設置され、企業誘致や投資促進、JICAやJETRO等との協力関係強化が行われている。配属先となる投資誘致課では、課名のとおり投資誘致を目的とし、企業への個別対応、市場調査、投資機会の提供、産業・商業・輸出促進・強化のための政策やプログラム策定などに取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
AGS州への外国直接投資の約60%が日本からの投資であり、経済開発・科学技術局では日系企業の支援や新規投資の誘致を目的としてジャパンデスクを設立した。その使命は日本とAGS州との商業関係を強化し、知識創造、移転、活用を促進することであるが、残念ながら2024年には対AGS州への投資が大幅に減少しており、投資誘致分野の強化が必要となっている。隊員には、市場調査、新市場へのアクセスへの助言、マーケティング分析、競合分析、イベントでのPRなどが期待されており、十分な知識と経験が要請されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 市場動向やニーズを把握し、ジャパンデスクが日本の投資家の期待に沿った提案が行えるよう支援する。
2. 国際規制を遵守した新市場への参入方法について助言する。
3. 新規事業の立ち上げや事業拡大の動向をつかみ、ジャパンデスクを含むSEDECYTの各事業と連携して外国企業の誘致を促進する。
4. 現在の業界動向に関する最新情報を提供し、地元企業が競争力を維持し、市場の需要に対応できるよう支援する。
5. 市場における機会と脅威を特定し、現地企業の競争力を高めるための戦略を提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、パソコン、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート(産業開発課長、ジャパンデスク担当職員)、その他
活動対象者:企業関係者、投資家、総領事館職員、商工会議所メンバーなど
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須
[参考情報]:
・投資誘致の経験必須(10年)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(4~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。一部の配属先職員とは英語でのコミュニケーションが可能だが、基本的にはスペイン語でのやり取りとなる。