要請番号(JL24525A11)



・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
チャピンゴ自治大学
3)任地( メキシコ州テクスココ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チャピンゴ自治大学は1923年に設立された名門農業大学で、農業、林業、環境科学、経済学など幅広い分野での高等教育を提供し、先進的な農業技術や持続可能な農業システムの開発に焦点を当てた研究が行われている。大学は、キャンパス内外に研究センターや実験農場、地域試験場を有し、また海外の大学や研究機関との学術交流が行われている。2017年には、農業機械工学課程が新設され、農業分野における機械工学の応用に焦点を当てたプログラムが提供されている。この課程では、持続可能な農業生産を支えるための技術と知識を学生に提供し、最新の機械や装置の設計、開発、運用について教育が行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
農業機械工学課程の新設以来、同教育課程に対する学生の期待は高く、教員は学生のニーズに応えるため様々な専門分野への対応が求められている。特に最近では、労働力を補完するための組込みシステム、ロボット工学、インターフェース開発、機械システム設計、人工知能などへの関心が高まっているが、学内ではこれら専門科目を指導できる教員が不足しており、対策が求められている。他方、大学では人工知能工学の学位創設を検討しており、教育計画やカリキュラム設計に関して専門家の支援を必要としている。機械工学の専門家の協力によって、水資源の総合利用に関する人工知能活用技術の進展も期待されており、多岐にわたる分野への支援が要請されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.農業機械工学課程のカリキュラムおよび実習プログラムの改善を支援する。
2.農業の効率化、生産性向上、コスト削減、環境保護などに役立つ科学技術、ロボット工学、人工知能などをテーマとした教員の能力強化研修や学生向け講座を実施する。
3.学生の海外研修に際し、日本の企業や大学、政府機関などとの調整を支援する。また、日本の大学との交流協定締結を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、講義室など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:カウンターパート(機械工学専門、男性、30代)
活動対象者:教職員、学部生、大学院生
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)機械工学 備考:業務上必須
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイを基本とする。安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。