要請番号(JL24818A02)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
ファブレット子供財団 ラス・サバナスセンター
NGO
3)任地( マドリス県ラス・サバナス市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
NGOファブレット子供財団は、ニカラグアの子どもに質の高い教育を提供し、貧困の連鎖を断ち切ることを目的に設立され、60年以上にわたって都市近郊および農村部の貧困家庭や社会的弱者を支援してきた。現在、6県9か所の教育センターで約2万人の青少年に対し教育を行っている他、440か所の学校と連携している。配属先であるラス・サバナスセンターは1976年に開設。早期療育、初等教育、中等教育、職業技術訓練を中心として、学校の補完授業や給食の提供、指導者育成、幼児教育も行っている。年間予算は9万8千米ドル(2018年予定)。マナグア市の他センターで野菜栽培のシニア海外ボランティアが活動中(2018年9月まで)
【要請概要】
1)要請理由・背景
同団体では、中等教育・職業技術訓練課程でSATと呼ばれる代替教育プログラムを行っている。教育を受ける機会が限られている農村部の子どもが、各分野を専門とするチューターの指導のもと、所得を得ながら実践的に専門技術を学ぶもので、卒業後の経済的自立を目指している。その中でもニカラグア国家技術庁(INATEC)が職業資格を与えるものは、INATEC-SATと呼ばれる。同団体は2017年に米州開発銀行の多国間投資基金と日本特別基金貧困削減プログラムから無償資金協力を得ており、配属先センターは支援先の1つとしてSATの強化を行っている。農業教育SATでは、4人のチューターが農業技術を教えているが、土地や気候に合わせた野菜栽培、温室栽培、有機栽培、土壌改良等について、新しい知識や助言を必要としていることから、本要請に至った。栽培作物は、トマト、ピーマン、玉ねぎ、にんにく、唐辛子、瓜類、ビーツ、苺等である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1. 植物の生長過程に関する授業や評価を補助する
2. 播種の間隔、多種混合栽培、土壌改良等、野菜栽培に関する知識・技術を提供する
3. 農業実習の計画と実施を補助する
4. 温室栽培やバイオインテンシブ農法による圃場での野菜栽培を補助する(計画と生産)
※栽培した野菜は、主に給食に使用する他、周辺住民への販売も行っている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品(机、椅子等)、文房具、白黒印刷機、農業に関する専門書籍、農作業用具(シャベル、鍬、つるはし、刃物・鋏類等)
4)配属先同僚及び活動対象者
上司: ボランティア・ディレクター、経験2年、男性、30代
同僚: SATコーディネーター・土壌研究室責任者、経験10年、男性、20代
他、SAT農業チューター1名(男性)
INATEC-SAT農業チューター2名(男性1名、女性1名)
職業訓練教員1名
活動対象者: 生徒87名(うち33名が女性)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:大卒の同僚への技術支援のため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
農村コミュニティ内の学校での活動となるため、体力があり、積極的に人とかかわることのできる協調性のある人物が望ましい。