2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24818A08)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省マナグア県教育事務所

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マナグア県教育事務所は、教育省の地方機関として、幼稚園、初等教育、中等教育、インクルーシブ教育、識字教育を担っている。中等教育に関しては管轄地域に約1,400校の小中一貫校があり、約13万人の教員(内約230人が数学教員)が勤務している。配属先の教育指導主事は2名。本要請は、JICA技術協力プロジェクト「みんなにわかりやすい中等数学プロジェクト」(2017年1月-2019年7月)(以下「プロジェクト」)との連携案件である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の中等教育では就学率が近年大きく向上しているものの、質の向上が伴わず、特に数学においては生徒の理解度の低さが顕著である。その一因として教員の指導力不足や良質な学習教材がないことが挙げられる。プロジェクトでは系統的な学習教材(教科書・指導書・問題集)の開発を進めており、2019年1月には全国の学校に配布する予定である。現地数学教員は教科書等を使用した授業実践に不慣れなことから、青年海外協力隊(JV)には所属先が管轄する地域において、中等学校(7-11年生)の数学教員への授業の随伴指導や月に1度開催される教員研修会「EPI(エピ)」の実施支援などを通じて、教科書を用いた基本的な授業技術の紹介や、数学教員の教科知識・理解の強化を図ることが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の指導主事と共に、以下の活動を行う。
1.管轄地域の中等学校を巡回し、数学教育の現状を把握する
2.巡回先校において、生徒が主体的に学ぶ数学の模擬授業や随伴指導及び授業研究等を実施する
3.EPIの企画立案や実施支援を通じて、管轄地域の数学教員の基礎的な教科知識及び授業技術の向上を支援する
4.EPIコーディネーターを対象とした数学教育研修への支援や助言を行う
5.プロジェクト作成の学習教材の試行を支援し、現場のニーズや実践的な視点からフィードバックを実施する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成の数学教材(教科書及び指導書、事務用品、PC等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:男性、50代、経験32年(内、事務所長18年、学校長18年)
配属先同僚:指導主事、男性、40代、教員経験21年
活動対象:数学教員230名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員に対して助言、指導をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

他の数学教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。