2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24818A13)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ミゲル・ラレイナガ小学校

3)任地( マタガルパ県マタガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるマタガルパ市は、ニカラグア中部にあるマタガルパ県の県都である。配属先校のミゲル・ラレイナガ小学校は1967年に設立された公立校で、午前と午後の二部制をとっており、約1,500人の児童生徒が通い、50名の教員が勤務している。平日の午前中は幼稚園から小学6年生までの幼児・児童、午後は中学生が通っており、土曜日には青少年や大人を対象とした授業も行われている。ボランティアが活動を行う小学部は、児童数380名、教員数10名である。現在初代ボランティアが活動中(-2019年1月)で、同市内の教育事務所(-2018年3月)及び、教員養成校(赴任予定)へも小学校教育ボランティアを派遣している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では板書による暗記中心の授業が多く、特に算数では学年が上がるにつれて学習内容の理解度が低下する傾向がみられる。2006年以降、JICA技術協力プロジェクトにより、算数の教科書及び指導書の作成、「授業研究」や「問題解決型授業」が導入され、政府もその普及を推進してきた。毎月実施される教員研修会「EPI(エピ)」等で指導力向上を図るものの、教員自身が画一的な知識伝達型の授業しか受けた経験がなく、算数指導に対し苦手意識があり、指導方法の工夫や改善に困難を抱えている。そこで前任者は、校長や同僚教員と協働し、指導力向上のため校内研修会の実施、児童の学力向上のための直接指導や学習環境の改善などを行っている。今後も継続した支援が求められるため後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

児童の算数学力向上、教員の指導力向上のため、以下の活動を行う。
1.同僚教員が実施する授業(主に5-6年生)にて、ティームティーチングのT2として、個別指導を実施する
2.同僚に対して技プロ作成の教科書及び指導書を活用した算数科教授法を紹介する
3.「授業研究」「問題解決型授業」の定着を図ることを目的とした校内研修会を実施する
4.同僚とともに算数特進クラス(9名の児童)に対して授業を行う
5.同任地の小学校教育ボランティア(教育事務所、教員養成校)と連携し、県全体の算数レベル向上のための活動を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成の算数教科書及び指導書、事務用品、PC等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:学校長、男性、30代、教員経験17年、JICA帰国研修員
配属先同僚:教員、男性1名、女性1名、30-40代、教員経験15-16年、5-6年生担任
活動対象者:小学校教員10名、児童数380名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教員への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。