要請番号(JL24818A14)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・ルイス・エスピノサ小学校
3)任地( ヒノテガ県ヒノテガ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のあるヒノテガ市は、ニカラグア国北部、ホンジュラス国境に接するヒノテガ県の県都である。配属先校のフランシスコ・ルイス・エスピノサ小学校は1945年に男子校として開校し、市内でも歴史のある小学校の一つである。現在は男女共学
の幼稚園、小学校として運営しており、47名の教職員(一般教員35名、体育専科2名、司書3名、校長ほか7名)が勤務している。また同校を管轄する県の教育事務所にて帰国研修員(2016年)が勤務している。現在、同市教育教育事務所にて小学校教育ボランティア(JL24818A13)を要請中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では板書による暗記中心の授業が多く、特に算数では学年が上がるにつれて学習内容の理解度が低下する傾向がみられる。2006年以降、JICA技術協力プロジェクトにより、算数の教科書及び指導書の作成、「授業研究」や「問題解決型授業」が導入され、政府もその普及を推進してきた。毎月実施される教員研修会「EPI(エピ)」等で指導力向上を図るものの、教員自身が画一的な知識伝達型の授業した受けておらず、算数指導に対し苦手意識があるため、指導方法の工夫や改善に困難を抱えている。そこでボランティアには、教員間での相乗効果を高める授業研究を定着させ、児童に興味を持たせるわかりやすい指導法を紹介し、児童のみならず、教員に対しても算数授業に対する苦手意識を払拭するような活動が期待されている。また同任地派遣予定の他のボランティアとの協働による、市全体の算数レベル向上も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
児童の算数学力向上、教員の指導力向上のため、以下の活動を行う。
1.同僚が実施する授業にて、ティームティーチングのT2として個別指導を実施する
2.同僚に対して技プロ作成の教科書・指導書を使用した授業づくりや、同僚の指導方法に関するサポートを行う
3.「授業研究」「問題解決型授業」の定着を図ることを目的とした校内研修会を実施する
4.同僚とともに月に1度実施される教員研修会(EPI)助言を行う
5.同任地の小学校教育ボランティア(教育事務所)と連携し、県全体の算数レベル向上のための活動を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICA作成の算数教科書及び指導書、事務用品、PC等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:学校長、女性、40代、教員経験29年
配属先同僚:小学校教諭、男性1名、女性1名、30-40代、教員経験5-22年
その他:同校教職員:47名、児童数約1,000名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員に対して助言するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。