2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24818A17)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

ニカラグア国立自治大学(UNAN) マタガルパ校 科学技術保健学部

3)任地( マタガルパ県マタガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ニカラグア国立自治大学(UNAN)は1812年に当時の首都レオンに創設された大学を前身とし、1958年に自治大学として政府の認可を受け、1982年から現在の首都マナグアにキャンパスを置いている。レオンとマナグアの他、国内4県にキャンパスを持ち、その1つが配属先であるマタガルパ校である。同校には科学技術保健学部、教育人文学部、経済経営学部の3学部があり、約5,000名の学生が在籍している。2006年にJICA無償資金協力「看護教育機材整備計画」により、同校の看護実習室に看護実習用機材を供与し、維持管理方法・指導法の研修を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ニカラグア政府は、国民の誰もが無料で質の高い保健医療サービスを享受できるよう、保健医療人材の育成を重要な課題と位置付けている。同校の科学技術保健学部看護学科(5年制)には、保健師と母子看護師(母子保健を専門とする看護師)の学士号取得を目指す560名が在籍している。教員22名のうち、19名は非常勤講師であり、十分な研修も行われていないことから、現地教員の知識・技術は限定的である。そこで、講義内容の補完・改善や教員の指導技術向上のための支援が必要とされていることから、本要請に至った。ボランティアには、同校の講義(特に、薬理学と解剖学の知識を補完できるとよい)や実習において必要に応じた助言を行い、授業改善に繋がる知識や技術を提供することが求められている。さらに、看護師のプロフェッショナルとして患者に接する態度や心構え、日本の医療現場の現状等についての情報共有も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1. 看護の専門基礎知識(特に薬理学・解剖学)、倫理・行動規範、コミュニケーション論等の講義を補助する
2. 看護実習室での実習や、近隣の病院や保健センターで行う臨床実習において、必要に応じた助言を行う
3. 教員に対し、看護の専門知識を深めるための研修や授業・実習計画についての助言を行う
4. 教員に対し、日本の指導法や教材、教員や看護師としての行動規範、看護師養成カリキュラムの情報等、授業や実習の改善に役立つ情報を提供する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品(机、椅子等)、専門書、看護実習教材(担架、実習用人形、シミュレーター等)、共用PC(HP, Windows)、プロジェクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

上司: 保健技術学部長、経験12年、女性、30代
同僚: 看護学科コーディネーター、指導経験8年、女性、30代
同僚: 非常勤講師、指導経験10年、女性、40代
その他、看護学科教員22名、学生560名(保健師専攻36名、母子看護師専攻524名)
同校全体では、学生約5,000名、教職員234名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)看護 備考:大学看護学科での指導を行うため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・看護教育経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

保健師または助産師の資格があるとなお良い。