要請番号(JL24818A22)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治振興庁
2)配属機関名(日本語)
マサヤ市役所
3)任地( マサヤ県マサヤ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ニカラグアは地震や津波、火山噴火、台風、竜巻などの自然災害の多い国の一つである。任地のマサヤ市には、周辺一帯で最も活発な活火山であるマサヤ火山があり、防災に関する住民の意識は高い。配属先のマサヤ市役所リスク管理課は、同市内における環境保全や自然災害等の緊急時対応のために設置され、防災、災害対応能力の強化を図ることを目的に各種事業を実施している。現在は市内の住民、学校の教員、児童・生徒を対象に、自然災害に関する知識の提供や避難訓練、災害時に備えた備蓄庫の管理等の業務も行っている。現在初代JVが活動中である(2018年9月まで)。年間予算は約6万米ドル。勤務時間は平日8:00-17:00。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国ではJICA技術協力プロジェクト「中米広域防災能力向上プロジェクト」(2008年-2012年)が実施され、同市を含む、太平洋側に位置する3市を対象に津波防災に関する啓発活動等が行われた。マサヤ市は2000年に大地震の被害があったことから、地域住民の自然災害に関する知識や防災への意識は高く、避難訓練(毎月)やカエルキャラバン等を実施している。他方、緊急時への備えは十分とは言えず、災害時にすぐに行動に移せるような住民の意識改革や、被害の教訓を次世代へと引き継ぐための仕組みの構築が必要である。初代JV(2018年9月まで)は同僚と共に、市内の学校にて楽しく学べる防災教育や避難訓練の実施支援、地域住民の行動変容を促すための啓発活動等を実施するとともに、災害対応能力の強化を図ることを目的に、消防や赤十字といった他機関との連携を促進する活動を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
住民の防災に対する意識向上と行動化を促すことを目的に以下の活動を実施する。
1.現在実施されている国家防災訓練に対する技術支援と助言
2.地域住民や学校教員、子どもたちに対する防災に関する啓発活動の実施支援(カエルキャラバンなど)
3.防災教育に関して、学校教員の指導力向上を目指した支援
4.隣接する環境部との協働(ゴミ問題と減災)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:経験16年、男性、環境・災害リスク対応責任者、40代
同僚:経験5-20年、男性2名、リスク管理課担当者、30・60代
消防士:経験5-20年、男性2名、30代・60代
学校95校:教員1,025名、児童・生徒約41,000人
105地区の住民約1万7千人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・消防士2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
地域住民への啓発活動を行うことから、コミュニケーション能力、積極性のある人材が望ましい。