要請番号(JL24818A23)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
デニス・エルネスト・ゴンザレス・ロペス基金(FUDEGL)
NGO
3)任地( マタガルパ県サン・ラモン市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1999年に北部農村地域の「食の安全」と「生活の質の向上」を目的として設立されたNGOである。現在はマタガルパ県2市の12コミュニティ、約750世帯を対象に、持続可能な農業、食の安全、所得向上、女性の自立・参画支援、各種研修、農家同士の情報交換の促進などを通じて農家を支援している。スイスエイド、アメリカの援助団体などからの資金提供を含め、年間予算は約140千米ドル。ユダヤ教会などを通じてアメリカの学生ボランティアを定期的に受け入れている。前任者である野菜栽培JV(青年海外協力隊)が2018年1月まで活動。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、農家の青少年を対象に約4か月間で農業の基礎知識・技術を教える農業教室の開催や、地域の農家で構成する90人のプロモーターを通じた農業技術の普及活動を行っている。農家を対象とする講習会では、生産性向上、種子バンク、根菜類・穀物・野菜の栽培技術向上、環境に配慮した肥料・防虫剤などを中心に、持続可能な農業を実現するための技術指導が行われている。前任者は、配属先同僚とともに、コミュニティでの有機栽培の技術指導や、新規作物の栽培実験、接ぎ木(ナスの台木にトマトを接ぎ木する等)の導入、土壌改良、女性参画支援(コンポストによる生ごみの有効活用等)を行った。これらの活動の継続と、新しい農業技術や知識の習得のため、後任ボランティアの派遣が強く望まれており、本申請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚や地域のプロモーターとともに、以下の活動を行う。
1. 持続可能な農業を実現するための配属先同僚に対する技術指導
2. 接ぎ木プロジェクトの継続支援
3. 農家同士の情報交換の促進や、農家に対する日本の農業の紹介
4. 支援対象地区での農業指導(特に野菜栽培、種子バンク、有機肥料、害虫対策等)
5. 既存作物栽培の改善と、小規模農場で栽培可能な新規作物の導入
その他、種作り、土壌改良、教材作成への助言や、農業への女性の参画支援等。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
病虫害対策、土壌改良、有機栽培、肥料、種子などについてのパンフレット、PC(Dell Windows 7)、穀物や野菜の種、事務用品(机、椅子、棚等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:経験15年・女性・50代
同僚:経験10年以上・男性・40代
上記以外に同僚3名
活動対象者:プロモーター90名、農業教室生徒20名(15-54歳)、農家約100名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への技術支援を行うため
[参考情報]:
・大学等での実習も実務経験に含む
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
農村地域のコミュニティでの活動となることから、体力に自信があり、地域の人々と積極的なコミュニケーションが図れる人材が望ましい。