要請番号(JL24818A25)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ラモン・ギジェン保健センター(ボアコ市)
3)任地( ボアコ県ボアコ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1957年に保健省管轄の保健センターとして設置され、市内にもう1か所ある保健センターとともに、約6万人の住民に無料で医療サービスを提供している機関である。一般外来、婦人科、小児科、歯科等の医療サービスのほかに、女性課、子供課、青少年課、健康管理課がそれぞれの健康課題に対応し、予防接種、感染症対策等5つのプログラムを実施している。配属先の隣と約300m先に、2か所のカサ・マテルナ(お産を控えた妊婦がお産を待つ家)がある。年間予算は約684千米ドル。「米国ピースコー」を受け入れた経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同保健センターの看護師は、医療サービスに加え、コミュニティリーダーや保健ボランティアの育成、地域・学校等での保健医療講習会の実施、若者へのリプロダクティブ・ヘルスに関する教育や、カサ・マテルナ利用者増加のための広報活動を行っている。現在、同地域が抱えている主な課題として、蚊媒介感染症の予防と、若年妊娠率を下げることが挙げられており、ボランティアは、それらの改善のため、同僚看護師やカサ・マテルナの責任者、各地域の地域医療チーム(通常、医師と看護師で構成される)と協力しながら、主に女性、学校、青少年向けに啓発活動や教材作成・改善を行い、助産師ならではの視点でアドバイスをすることが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚看護師や地域の医療チームとともに、以下の活動を行う。
1. 地域保健、リプロダクティブ・ヘルス(避妊法、HIV/エイズ、性病予防、家族計画、妊娠・出産等)に関するコミュニティリーダーや保健ボランティアの能力強化
2. 地域住民(主に女性、子ども、青少年)に対する蚊媒介感染症(ジカ熱等)やリプロダクティブ・ヘルスに関する啓発活動
3. カサ・マテルナの利用者増加に向けた広報活動
4. 啓発活動で使用する教材の作成と改善提案
5. 月1回実施される保健教育サークルの運営補助
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室(机、椅子、棚など)、掲示板制作材料(厚紙、マーカー、はさみなど)、事務用品(紙、ホッチキス、ペンなど)、PC(Dell, Windows 2007)、妊娠や授乳についての教材等
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長:医師・女性・20代
看護師長:男性・経験3年・30代
同僚看護師8名、職員約60名
32地域の地域医療チーム
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(24~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
リプロダクティブ・ヘルスの啓発活動の経験や地域保健の知識があるとなお良い。
積極的に人とかかわることのできる社交的な人材が望ましい。