要請番号(JL24819B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
カカオ組合『ラ・カンペシーナ』
NGO
3)任地( マタガルパ県マティグアス市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はマティグアス市をはじめ、周辺3市の特産品の一つであるカカオ豆の販売を目的に2000年に設立された協同組合である。355戸の農家、450名の組合員が加盟しており、ニカラグア協同組合庁「INFOCOOP(インフォコォプ)」にも登録されている。配属先は農家から買い取ったカカオ豆を協同組合で発酵させ、ドイツやスイスへ輸出している。2012年からは、家族・コミュニティ・組合省(MEFCCA)やスイスからの支援のもと、高品質のオーガニックチョコレートの販売を国内に向けて開始した。2014年に家政・生活改善隊員、2017年にはマーケティング隊員を派遣してきた。年間予算は約70万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、農家に対する作物管理により良質なカカオ豆を収穫し、スイスの継続的支援(製品としての均一化・包装の質の向上、カカオ豆の乾燥機やチョコレート製造に必要な機材供与等)による工程管理を行い、チョコレートの品質を向上させた。また2012年には、女性の雇用創出とカカオ豆の販売、高品質のオーガニックチョコレートを消費者に届けることを目的に、MUSSY(ムッシィ)ブランドを立ち上げた。これまでに派遣されてきた隊員は、製品の加工や商品化、商品の改善、広報活動や市場調査、販路拡大といった活動を積極的に行い一定の成果を残した。今後配属先は、首都に販売店の出店、海外進出等のアイデアを持っており、製品のコスト管理、財源の調整、資源管理といった管理部門における改善を必要としていることから、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚とともに以下の活動を行う。
1.協同組合の経営状況を把握する。
2.製品のコスト管理に関して助言を行う。
3.すべての財源に対する効率的な管理方法について助言する。
その他、JICA海外協力隊の持つ経験や知識を活用して、協同組合の管理部門を改善する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
チョコレート製造に必要な基本的機材:焙煎機、ミル(粉砕機)、ミキサー、ステンレススチームドラム(生地を練りこむ)、ヒーター(生地を溶かす)他、一般的事務用品、PC(AOC、Windows2007)
4)配属先同僚及び活動対象者
組合長:カカオ豆生産・12年、男性、40代。
同僚:会計士・14年、男性、40代。
その他職員23名:女性2名(20代)、男性2名(40代)、大卒。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイを予定。ネット環境は不安定。