要請番号(JL24819B19)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
フイガルパ保健センター
3)任地( チョンタレス県フイガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、保健省管轄の保健センターであり、市民約6万人に対し無料で医療サービスを提供する一次医療機関である。市内15の下部機関(保健ポスト等)を管轄し、医療従事者76名が勤務している。一般外来や各種診療科があり(入院施設はない)、女性、乳幼児、青少年のケアや保健啓発活動、各種保健プログラムも実施している。当該地域では、2015年7月から2019年7月にかけてJICA技術協力プロジェクト「チョンタレス保健管区とセラヤセントラル保健管区における母と子どもの健康プロジェクト」(通称SAMANI)を実施中である。前任者となる隊員が2018年4月まで約1年間活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、市内17の保健地区ごとに巡回健診や保健指導を行っている。各地区には、家庭地域保健チーム(医療者によって構成)が配置され、コミュニティ・ネットワーク(保健ボランティア、産婆、地域のリーダー等によって構成)とともに地域の保健活動を担っている。前任者は、同僚が行う保健指導、コミュニティ・ネットワークやカサ・マテルナ(お産を待つ家)への支援、母子保健に関する地域保健戦略である「出産計画」の推進を補助しながら、妊産婦の健康と若年妊娠の予防を活動目的として、講習会の実施、教材や指導法の改善、母子保健に関する現状調査等の支援を行っていたが、引き続き同様の支援が必要とされ本要請に至った。本要請はグループ型派遣の一環であり、グループ内の情報交換や共同講習会の実施、さらに、プロジェクトSAMANIとの連携も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚とともに以下の活動を行う。
1.地域保健活動の推進(出産計画の実施とモニタリング、避妊法や予防接種の普及等)と、母子保健に関するコミュニティ・ネットワーク活動のモニタリングを支援する。
2.妊婦や医療者に対して母子保健に関する講座を開催する。
3.青少年に対して、若年妊娠に関する講習会を開催する。
4.コミュニティ・ネットワークやカサ・マテルナの妊婦講習会の内容を改善する。
5.管轄地域を巡回し、住民に対し、健康増進や傷病予防を目的とした保健指導、啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品(机、椅子、棚等)、PC(Dell, Windows2007)、文房具、同グループ型派遣JV作成のカサ・マテルナ利用啓発紙芝居等
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長:医師・9年、女性、50代。
同僚:看護師長・7年、女性、40代。
同僚:看護師・青少年担当者・2ヵ月、女性、30代。
職員数126名(センター勤務の他、地域巡回の医療従事者も含む)。
市内の産婆30名、保健ボランティア85名。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への技術支援を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
地域保健の知識やリプロダクティブ・ヘルスに関する啓発活動の経験、妊婦体操の指導経験があるとなお良い。住居はホームステイを予定。