要請番号(JL24821A05)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省中等教育局
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は全国の初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育等、教育分野を統括する国の中央省庁である。配属先となる中等教育局には、2名の数学科指導主事が勤務しており、教員研修(EPI)を通して、首都や地方の教育事務所所属の指導主事、教員養成校、学校に勤務する教員を対象に、数学の指導力向上のための研修会やアドバイスを行っている。同分野に対して、JICAは技術協力プロジェクト「みんなにわかりやすい中等数学プロジェクト」(2017年1月-2019年7月)(以下「技プロ」)を実施し、学習教材(教科書、指導書、問題集)を作成した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の中等教育では就学率が近年大きく向上しているものの、質の向上が伴わず、特に数学においては生徒の理解度の低さが顕著である。その一因として教員の指導力不足や良質な学習教材がないことが挙げられる。そのため技プロでは、系統的な学習教材を開発し、全国での導入を図った。しかし、現地数学教員は教科書等を使用した授業実践に不慣れなことから、導入にはまだ課題が見られる。そこで、全国レベルでの教科書を使用した授業の導入、数学教員の教科知識・理解の強化を目的として本要請に至った。JICA海外協力隊には、他の数学教育隊員と連携した活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚の指導主事とともに以下の活動を行う。(内容によっては地方への巡回あり)
1.教員研修(EPI)の計画策定や内容の充実化に関する助言
2.全国各地で行われる教員研修(EPI)の実施支援
3.指導主事や現場教員に対する学習教材の使用方法、板書計画の導入に関する助言
4.生徒の理解度向上を計るための全国テストの実施支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品、技プロが作成した数学教材(教科書・指導書・問題集)
4)配属先同僚及び活動対象者
中等教育局長:男性、経験25年、40代
数学科指導主事:男性、経験22年、40代
カリキュラム担当:男性、経験34年、50代
その他:指導主事(9名)
教育事務所の指導主事
教員養成校の教員
学校教員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:指導主事や教員への指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
複数の教員との活動が想定される為、協調性・積極性が求められる。本要請はグループ型派遣の一環であり、グループ内の情報交換や共同講習会の実施等、連携を通した活動が期待されている。