要請番号(JL24822B04)
募集終了
3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
チョンタレス保健管区事務所
3)任地( チョンタレス県フイガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
保健省が実施する保健・医療サービスを県レベルで統括する機関で、県内10市の保健センターや保健ポスト(一次医療機関)を統括し、住民の健康管理、予防啓発活動、医療サービスの無料提供、感染症等の監視、実施体制強化のための地域保健ボランティアの育成等を行っている。年間予算は約600万米ドル。2018年4月まで2代目助産師隊員が約半年間活動していた。また同配属先において、2015年7月から2019年7月にかけてJICA技術協力プロジェクト(以下、技プロ)「チョンタレス保健管区及びセラヤセントラル保健管区における母と子どもの健康プロジェクト(SAMANI)」が実施された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は県内約20万人の住民を対象に保健・医療サービスを提供している。特に同地域での妊産婦死亡率の減少を目指し、地域医療における母子保健サービスの強化を図っている。初代隊員は同僚とともに、農村地区の保健センターや「カサ・マテルナ(お産を待つ家)」にて、伝統的産婆のための教室や、母子保健講習会(妊娠と出産、育児教室、若年妊娠の防止、家族計画等)及び教材作成といった活動を行ってきたが、これらの活動のさらなる定着を目的として後任要請がなされた。本要請は、グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員との連携を通した母子保健サービスの強化が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚とともに保健センター・保健ポストや地域を巡回して、母子保健サービスの改善に関する助言・講習会等を行う。
2.上記担当者や伝統的産婆及び地域保健ボランティアに対する母子保健(妊娠から出産までの留意点、定期的な健康状況確認、乳児の扱い方等)をテーマとした講習会を実施(月1回程度)する。
3.保健センター及び保健ポストの巡回による、母子保健に関する活動状況のモニタリングを実施する。
4.地域の青少年を対象とした若年妊娠や、性感染症の予防のため思春期リプロダクティブヘルスに関する講習会を実施(月1回程度)する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保健省作成各種マニュアル(乳児・妊産婦、出産計画他)、基本的事務用品(机,椅子等)、講習会用備品(模造紙、マジック他)
4)配属先同僚及び活動対象者
所長:医師・19年、男性、40代。
同僚:3名 青少年・地域保健担当者・3-31年、女性、20-50代。
同僚:看護師8名、地域保健ボランティア約374名、伝統的産婆294名。
その他:医療関係者:99名(男性38名、女性61名)。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須
[参考情報]:
・思春期リプロダクティブヘルス
・保健衛生などの啓発活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現在、技プロ「家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト」(2021年8月-2025年7月)が進行中。村落地域への巡回もあることから、体力に自信のある人材が望ましい。グループ型派遣として、他の医療職種隊員と連携した活動が期待される。ホームステイの可能性もある。