要請番号(JL24823A18)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境省
2)配属機関名(日本語)
国立動物園
3)任地( マナグア県ティクアンテペ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
環境省の管轄である国立動物園はマナグア市にあり、野生動物の保護・展示とリハビリのための地域救援センターとしての役割を担い、動物福祉、環境教育、研究を実施している。動物園には年間約70万人の人々が訪れ、131種類1374匹の動物が、展示スペース(1146匹)と救援センターで(228匹)飼育されている。救援センターでは、病気や怪我により自然環境から保護された動物の他、人間にペットとして飼われ状態が悪くなった動物が地域住民から持ち込まれ、動物園所属の獣医が治療やリハビリを行っている。年間予算は41万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国立動物園の獣医は、展示動物と救援センターの動物の健康と福祉のため、動物の健康管理(食餌、検査、衛生管理)と、治療やリハビリを行っている。救援センターに動物が持ち込まれる際には、緊急対応・治療を行っている。一方、病気予防、環境対策、種の保存や、リハビリを受けた動物の自然環境への復帰に対する取り組みは十分ではない。そこで今回、これらの活動を充実させていくことを目的とし、獣医の知識と経験を持つ隊員の支援が望まれ本要請に至った。本隊員には、動物の世話・治療の他、健康診断の充実や環境教育活動、リハビリを受けた動物を自然環境に戻すための活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う
1.野生動物の救助を行う
2.動物の世話、治療(傷の手当、消毒、ビタミン剤、駆虫剤、抗生物質等)とリハビリを行う
3.動物の健康診断の充実を図る
4.リハビリを受けた動物を自然環境に戻すための活動計画をデザインし実施する
5.動物相(ファウナ)の保全、環境教育に関する活動を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品、基本的な治療器具、基本的な医薬品
4)配属先同僚及び活動対象者
[配属先同僚]
動物園園長:男性・30代、獣医:男性・20代、獣医助手1名、飼育員2名、整備員1名、技術調整員1名、パークレンジャー13名等
[活動対象者]
展示動物及び救援センターの動物 合計1374匹
年間約70万人の来園者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)獣医学 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務遂行上必要
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
[参考情報]:
・野生動物の管理の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ホームステイの可能性あり