【配属機関概要】

3）任地（ マナグア県マナグア市 ） JICA事務所の所在地（ マナグア ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

スポーツ庁は国民の健康増進や体育、レクリエーション、スポーツ振興、人材育成等の施策を講じる国の機関である。配属先の野球連盟は同庁の管轄下にあり、1975年に設立された団体で、マナグア県をはじめ全国17県157団体を統括し、野球の普及・振興のため、野球大会や野球教室等を開催している。年間予算は国からの補助及び企業の協賛金等で約18万米ドル。野球は同国国技の一つでもあり、プロリーグが存在し、多数のメジャーリーガーを輩出、1995年のワールドカップでは準優勝した経験もあり、2023年3月WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に初出場する。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同配属先は、選手育成のため、6つの年齢別カテゴリー(5-7歳、8-10歳、11-12歳、13-14歳、17-18歳、23歳以下)があり、それぞれでリーグ戦を実施している。これまでに野球隊員が複数代にわたって派遣され、軟式ボールを導入したことで少年野球チームの増加が図られ、現在では全国に160を超えるチームが存在する。約10年ぶりに派遣された前々任者は、代表チーム結成のためのセレクションや大会への帯同、少年野球の指導、小学校を巡回し野球教室を行う傍ら、女子野球に着目し、女性も参加できる野球教室の開催、女子チーム間での対抗戦や国内大会の開催など、女子野球の普及活動を行った。2022年女子野球アカデミーが創設され、現隊員は、女子野球の更なる普及振興と国際大会に出場できる国内の組織づくりに貢献している。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚とともに以下の活動を行う。
1.指導者(コーチ・トレーナー)に対して指導法や、トレーニング法について紹介、アドバイスを行う。
2.代表チームを編成するのための選出方法(セレクション)等の助言を行う。
3.野球教室の選手に対して技術指導を行う。
4.女子野球アカデミーの選手に対して技術指導を行う。
5.女子野球普及のための活動(交流試合や国内大会の企画等)を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品(模造紙、マーカー等)、事務机、椅子、ストップウォッチ、ホイッスル、野球道具一般、スポーツ庁所有施設(野球場、サッカー場、トレーニングセンター等)

4）配属先同僚及び活動対象者

[配属先同僚]
連盟長:元国内プロ野球選手・10年、男性、50代。
同僚:元国内プロ野球選手・10年、男性、40代。
[活動対象者]
対象者:コーチ4名、男子選手約60名、女子選手約40名。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

女子野球の指導経験があると尚よい。ホームステイの可能性あり。