要請番号(JL24823B17)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光庁
2)配属機関名(日本語)
観光庁グラナダ県事務所
3)任地( グラナダ県グラナダ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
観光庁は、当国の観光部門における持続可能な発展を促進し、観光地としての国の潜在力を強化するため、様々な観光政策(国家戦略、プログラム、プロジェクト等)を管理・実施する国の政府機関である。さらに、貧困削減と国民の生活の質向上に貢献するため、関係省庁と連携した業務展開を行うとともに、観光部門への投資促進等の業務も担っている。各県に出先事務所を有し、それぞれの事務所が管轄県内の観光促進にかかる業務を実施している。JICA海外協力隊はグラナダ県事務所の観光促進部門に所属予定。スタッフ12名(内、観光促進部門は2名)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
観光庁グラナダ県事務所のある県都グラナダ市は、中米で最も大きいニカラグア湖北西部の湖岸に位置し、スペイン植民地時代に建立された教会やコロニアル様式の建造物を多数有する国内屈指の観光地として知られる。配属先は4つの市(グラナダ市、ディリオモ市、ナンダイメ市、ディリア市)における持続可能な観光促進のため、各種イベントの実施と管理、観光業に携わる中小零細企業への研修、PR活動、観光案内等の業務を担っている。しかし、新型コロナの影響や国内外の様々な需要の変化もあり、観光客をさらに増加させるためには事業戦略を見直す必要があるとして本要請に至った。特にJICA海外協力隊には、観光促進のためのデジタルマーケティングの導入に関する協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに以下の活動を行う。
1. 県内の観光促進のための計画立案にかかる助言(特に新たな観光資源の開拓)
2. 観光に携わる企業、協同組合関係者向けの研修に対する補助、助言(特にデジタルマーケティングに関するテーマ)
3. 同僚と協働によるインターネット、SNS等を利用した観光促進に関する補助、助言、モニタリング、評価
4. 年間を通して配属先が行う業務(文化、スポーツ、レクリエーション、宗教等にかかるイベント)への参加、補助等
5. その他、観光促進に関する新たな知識やアイデアの導入
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、事務用品一般
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:女性、60代、管理職として13年、弁護士
同僚:男性、20代、経営学士、観光促進に関する経験3年
その他スタッフ10名
対象となる中小零細企業約400社
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等程度の学歴を有するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験ある同僚への助言のため
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・デジタルマーケティングに関する知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
関係省庁や観光業に携わる多くの関係者との活動が想定されることから、コミュニケーション力のある人材が求められる。ホームステイの予定。
同僚(予定)は、大学で日本語を学んだことがあり、日常会話程度を話せる。