要請番号(JL24823B19)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
グラナダ保健管区事務所
3)任地( グラナダ県グラナダ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
保健省が実施する保健・医療サービスを県レベルで統括する機関で、県内4市の保健センターや保健ポスト(一次及び二次医療機関)を統括し、住民の健康促進、医療サービスの無料提供、ワクチン接種、予防啓発活動や保健スタッフの育成などを行っている。JICA技術協力プロジェクト「グラナダ地域保健強化プロジェクト」(2000年12月-2004年11月)、「思春期リプロダクティブヘルス強化プロジェクト」(2005年11月-2009年10月)、「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)の実施地域である。過去に2名の隊員が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は県内約20万人の住民を対象に保健・医療サービスを提供している。過去の隊員は、若年妊婦・母親を対象とした母子保健分野の指導を行うと共に、JICA技術協力プロジェクト「思春期リプロダクティブヘルス強化プロジェクト」で実施したピア活動の発展・拡充・継続支援を行った。しかし、若年妊娠や出産時の合併症は依然課題であり、配属先は今後、管轄の4市(グラナダ市、ナンダイメ市、ディリオモ市、ディリア市)においてより重点的に、若年妊娠の減少や出産時の合併症予防の強化に取り組む必要があるとし、本要請に至った。本要請はグループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員と連携した母子保健サービスの強化が期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う
1.管轄の4市のカサ・マテルナ(お産を待つ家)に入居する妊婦に対し、乳児の世話、母乳育児、栄養等に関する助言を行う。
2.妊婦に対し母子保健分野の指導を行う看護・保健スタッフを対象に、知識やスキル強化のための訓練や助言を行う。
3.青少年や10代の若年妊婦サークルにおいて、講習会、各種教室(手工芸等)やイベント等を企画・実施する。
4.地域の学校で実施する思春期リプロダクティブヘルスに関する活動の支援を行う。
5.保健センターと自治体との連携促進活動に参加し、支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的事務用品(机、いす、鍵付きキャビネット)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
保健センター長:経験10年以上、女性、30代
看護師長:経験25年、女性、60代
女性子供担当:経験24年、50代、看護部担当者:10名
活動対象者:
地域の妊産婦、乳児、子どもや青少年
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
[参考情報]:
・思春期リプロダクティブヘルスに関する活動
・母子保健に関する業務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
技プロ「家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト」(2021年8月-2025年7月)の実施サイト。村落地域への巡回もあることから、体力に自信のある人材が望ましい。グループ型派遣として、他の医療職種隊員と連携した活動が期待される。ホームステイの可能性あり。