要請番号(JL24823B24)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省 フイガルパ市教育事務所
3)任地( チョンタレス県フイガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フイガルパ市教育事務所は教育省の地方事務所で、同市内の初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育、インクルーシブ教育等を管轄している。市内には84の小学校(うち40校が市の中心部)があり315名の教員と約17,200名の児童が在籍している。これらの学校に対し、初等教育担当である8名の指導主事が、学校経営や指導法に関するアドバイス、月に1度実施される教員研修(EPI)等を実施している。2017年9月まで同市内の小学校で小学校教育隊員が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICA技術協力プロジェクト(以下、「技プロ」)により、算数の教科書及び指導書の作成、授業研究や問題解決型授業が導入され、政府もその普及を推進してきた。教育省は月1度実施される教員研修(EPI)等の機会を通して教員の指導力向上を図っているが、教員自身が算数の内容の理解不足による算数指導に対する苦手意識を持っており、指導方法の工夫や改善等に困難を抱えている。そこで今回、市の指導主事とともに、これらの教員の指導内容の理解促進及び指導力向上を図ることを目的として本要請に至った。JICA海外協力隊には、技プロの教科書、指導書を使った授業改善や、問題解決型授業の導入等に関する活動、さらには他の小学校教育や数学教育隊員と連携した活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市の指導主事とともに、以下の活動を行う。
1.学校巡回を行い、教員に対して指導方法に関する助言を行う。
2.教員に対して特に困難を抱える算数の内容に関して勉強会を行う。
3.月1回の教員研修会(EPI)における教員への助言。
4.地域拠点校を中心に、模擬授業の実施及び授業研究の実施・定着に関する助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICAプロジェクトで作成した算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品一般(模造紙、マーカー等)
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長:女性、60代、教員経験44年
指導主事コーディネーター、男性、30代、教員経験9年
指導主事8名(女性4名、男性4名)
全職員41名
市内の小学校84校(内、中心部40校)、教員約315名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:同僚への提案・助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
グループ型派遣として他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。技術協力プロジェクト「初等教育における算数に親しむ学習プロジェクト(2023年-2026年)」との何らかの連携も想定される。当国の小学校の約8割が複式学級であることから、複式学級経験があるとよい。ホームステイの予定。