要請番号(JL24823B25)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省エステリ市教育事務所
3)任地( エステリ県エステリ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エステリ市教育事務所は、教育省の出先機関として主に同市内の初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育、インクルーシブ教育等を管轄し、子どもから大人を対象に教育機会を提供している。職員数は31名。そのうちの11名は教育指導主事で、学校経営や指導法に関するアドバイス、教員研修等を実施している。勤務時間は平日8:00~17:00。市内には93の小学校があり、334名の教員が勤務している。2018年6月まで、前任者である小学校教育隊員が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
板書を使った暗記中心の授業が多く、学年が上がるにつれて学習内容の定着度が低下する傾向がみられる。その原因の一つが教員の指導力不足と考えられ、全国的に教員の指導力向上が求められている。前任者はJICAの技術協力プロジェクト「初等教育算数指導力向上プロジェクト(2015年9月まで)」が作成した教科書・指導書を使用しながら、「授業研究」や「問題解決型授業」の導入等の活動を行ってきたが、定着には引き続き支援が必要であるとして本要請がなされた。JICA海外協力隊には教員の算数指導力向上を目的とし、学校巡回による教員へのアドバイス、教員研修(EPI)を通した「授業研究」「問題解決型授業」の導入、他の算数隊員との連携した活動等が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市の教育指導主事とともに以下の活動を行う。
・学校巡回を通したJICA教科書・指導書の使用方法に関する助言
・教員に対する算数の内容理解の促進と効果的な教具・教材の使用方法に関する助言
・教員研修(EPI)や校内研修等を通した「授業研究」「問題解決型授業」の導入に関する助言
・市内複数校合同または学校単位での模擬授業の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICAプロジェクトで作成した算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長:男性、30代、所長としての経験3年
指導主事コーディネーター:女性、50代、現職として経験5年
指導主事:女性、50代、主事としての経験9年
全職員31名
市内の小学校93校
教員約344名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験ある同僚への助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
グループ型派遣として他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。技術協力プロジェクト「初等教育における算数に親しむ学習プロジェクト(2023年-2026年)」との何らかの連携も想定される。当国の小学校の約8割が複式学級であることから、複式学級経験があるとよい。ホームステイの予定。