要請番号(JL24823B33)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省 マタガルパ市教育事務所
3)任地( マタガルパ県マタガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マタガルパ市教育事務所は、主に初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育等を管轄する教育省の機関である。管理、指導、経営、計画の4部門に33名の職員が勤務。そのうちの12名は教育指導主事で、学校経営や指導法に関するアドバイス、教員研修等を実施している。所管するマタガルパ市内には約630名の小学校教員が勤務しており、児童数は約13,000名。2代目の隊員が2018年2月まで活動していた。同市内の地域拠点校や教員養成校とも連携した業務が実施されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICA技術協力プロジェクトにより、算数の教科書・指導書の作成、授業研究や問題解決型授業が導入され、政府もその普及を推進してきた。毎月1回、学校区ごとに教員研修会(EPI)を実施し、教員の指導力向上を図っているが、現場における指導方法には課題が見られる。そこで前任者は、EPIや授業研究会の実施支援、勉強会や算数リーダー育成など、教員の指導力向上を目指した活動を行ってきたものの、定着するまでには至らなかった。そこで配属先は、前任者の活動を引継ぎ、指導主事や教員対象の研修会の改善、授業研究の普及と定着により、指導主事や教員の算数指導力が向上することで子ども達の学力向上につながることを期待している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市の教育指導主事とともに、以下の活動を行う。
1.学校巡回を行い、教員に対して指導方法に関する助言を行う。
2.教員に対して算数に関する定期勉強会を実施し、算数リーダーを育成する。
3.地域拠点校を中心に、模擬授業の実施及び授業研究の実施・定着に関する助言を行う。
4.月1回の教員研修会(EPI)の内容の改善について助言を行う。
5.地域拠点校、教員養成校と連携し、市全体の算数指導力向上のための活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICA作成の算数教科書及び指導書、事務用品(模造紙、マーカー等)、事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長:教員・10年、男性、30代。
同僚:教育指導主事(教員経験34年)、女性、50代。
活動対象者:県内の小学校教員約630名、児童数約13,000名(うち複式学級児童約5,000名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:指導主事に対して助言するため
[参考情報]:
・教員への指導経験
・授業研究の実施経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
グループ型派遣であるため、協調性が求められる。技術協力プロジェクト「初等教育における算数に親しむ学習プロジェクト(2023年-2026年)」との何らかの連携も想定される。ホームステイの可能性もある。