要請番号(JL24823B37)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
家族省
2)配属機関名(日本語)
家族省ボアコ県事務所
3)任地( ボアコ県ボアコ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
家族省は社会的弱者の人権保護や虐待、人身売買といった被害からの救出と予防、人々が心身ともに健康に生活できる権利を享受するための施策を講じる機関である。現在は「促進・予防・保護・養子縁組」の4つの観点からプログラムを実施している。家族省予防課は「プログラマ・デ・アモール」という事業計画を2008年より開始し、全国各地で児童・青少年が直面する各種課題の解決に向けた取り組みを行っている。同省では2012年から2年間、技術協力プロジェクト「家族とコミュニティのための社会リスク予防・ケア統合行政サービス能力強化プロジェクト」を実施した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では貧困やドラッグ、性的虐待、児童労働といった社会リスクに晒された子ども達が多数存在し、無戸籍や未就学、家庭内暴力、育児放棄といった家庭環境の質の悪さが子どもの心に負の影響を与えることを問題視している。そこで家族省が全国で推進する「プログラマ・デ・アモール」に基づき、ボアコ県事務所では約900人の青少年とその保護者を対象に、地域訪問や学校訪問、父母学校への協力等、他機関との連携を通した様々な対応を取っている。同僚は、社会学や心理学に関する知識を有しているが、特に思春期の青少年の継続的な参加を促すための手法(スポーツや文化、レクリエーション等)に関する知識や経験が不足している。そこで隊員からそれらの活動に関する協力を得たいとして本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
県事務所の同僚または、市町村職員とともに以下の活動を行う。
1.青少年のグループ活動(文化、スポーツ、レクリエーション等)の実施、宿題の補助
2.保護者が職業訓練等を受講する「父母学校」における協力
(適切な家庭運営、ジェンダー、子どもの教育等をテーマに話し合いや講義を行ってもよい)
3.青少年を対象とした面談や講義(テーマ例:ドラッグやアルコール依存、若年妊娠の予防、SNSの適切な使い方等)の実施補助
4.継続的な通学を支援するための学校訪問、家庭訪問を通したモニタリング
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、事務用品一般、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長:経験10年、女性、50代
「プログラマ・デ・アモール」担当者:教育係5名(男性2名、女性3名)、その他スタッフ22名
活動対象者:ボアコ県内の青少年約900名(6-18才、特に思春期の青少年を対象)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ソーシャルワーカーの経験があるとなおよい。ホームステイの可能性もある。