要請番号(JL24824A04)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
ラ・サール工科大学
NGO
3)任地( レオン県レオン市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラ・サール工科大学は、キリスト教精神に基づく国際ラ・サール大学協会の一員で、2009年に設立された。学生数は約1,500名で、現在は、工学系以外にも金融や経営や商学の分野の学部も有する。工学分野では、メカトロニクス、制御システム、サイバネティクス、機械工学、再生可能エネルギーなどの分野に関する学部がある。平日コースに約6割、土曜コースに約4割の学生が所属し、社会人にも門戸が開かれている。また、最新の再生可能エネルギーと送電スマートグリッドを導入した研修施設や、電力システムの解析技術を研究する電気工学シミュレーション実験室などを所有する。なお、JICAチェア(日本研究講座)も開講されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
最新の電力システムの設計、設置、保守、管理等に関する研究と教育のため、エネルギーの効率的な利用の実験ができる施設を新たに設置した。具体的には、電気工学と機械工学に関連する分野で、再生可能エネルギーによる発電や給電システムのスマートグリッドシステムの研究教育のためのエコラボが整備されたが、それらの機材の使用や研究教育活動のために、十分な経験や知識を有する教員人材が不足しており、JICA海外協力隊による実験研究室を利用した教育や研究に関する助言が求められている。なお、これらの設備のために、既に単相乾式変圧器を購入設置し、その運用に関する電気技師を雇用する予定である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、以下の項目のうち、実施可能な分野の指導助言を行う。
1.上述のエコラボに関し、機材やその利用状況を観察分析し、より適切な教育研究活動に利用できるよう、指導助言する。
2.業務効率の向上や安全性の確保、品質管理に関する指導助言をする。
3.発電機の保護リレーの操作マニュアルの作成に関する指導助言をする。
4.電力システム、モーター、変圧器等のワークショップ、配電や電気機器制御の自動化モデル等の指導助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
EDIBON製Unit(Wind/Energy, Photovoltaic Solar, Protect Relay, Powerplant Application) 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:30代男性、経験10年、メカトロニクスエンジニア。
同僚:男性30代、経験15年、メカトロニクス制御システムエンジニア。
他、工学系技術者6名。
活動対象者:
工学系学部学生1508名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:同等の学歴の同僚の指導のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験のある同僚の指導のため
[参考情報]:
・発電設備の設計に関する知識
・再生可能エネルギーの運用に関する知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
EDIBON社製の工学分野の研究教育機材UNITの操作経験があることが望ましい。
住居はホームステイの予定。