要請番号(JL24824A20)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
保健センター ペドロ・ナルバエス・シスネロス
3)任地( カラソ県ヒノテぺ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1980年に保健省管轄の保健センターとして設置され、ヒノテペ市を含む周辺地区の住民に無料で医療サービスを提供する機関である。一般外来、検査、カウンセリング室、理学療法室、歯科、薬局などの機能を備え、下部組織となる8か所の保健ポストを管轄している。センターの隣には、同じく保健省管轄で、市が運営するカサ・マテルナ(お産を待つ家)が併設されている。過去に助産師、感染症・エイズ対策の隊員が活動した。JICA技術協力プロジェクト「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)の実施地域である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同保健センターは、医療サービスの提供に加え、医学生や看護学生への指導、学校での保健教育活動、地域の看護・保健ボランティアやコミュニティリーダーの育成等を行っている。カサ・マテルナ(お産を待つ家)には、農村地域からお産を控えた妊婦が毎月約30名入居する。配属先は今後、より重点的に地域の若年妊娠や妊産婦死亡の減少、性感染症教育・予防、看護師やコミュニティリーダーの育成に取り組む必要があるとし、本要請に至った。本要請は、グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員との連携を通した母子保健サービスの強化が期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚とともに以下の活動を行う。
1. 思春期リプロダクティブヘルスに関する講習会の実施(妊娠・出産、避妊法、HIV/エイズ対策、予防、家族計画等)
2. 地域の産婆、 看護・保健ボランティア、地域ボランティア、コミュニティリーダーに対する講習会の実施(母子保健、妊婦のケア、感染症対策等)
3. カサ・マテルナ(お産を待つ家)の利用者増加のための広報活動
4. 妊婦を対象とした各種教室(手工芸等)の開催
5. 講習会で使用する教材の作成や改善案の提案
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品(机、椅子、 棚)、 文房具(紙、マーカー、フォルダー等)、 プロジェクター、妊娠・授乳に関する教材等
4)配属先同僚及び活動対象者
[配属先同僚]
所長:医師・女性・50代、看護師:男性・50代、看護教員:女性・50代
センター看護スタッフ:看護師長1名、看護師15名
[活動対象者]
コミュニティリーダー22名、医学生17名(10週毎交替)、地域住民、学生(14~16歳)、妊婦(約30名/月)等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
技プロ「家庭・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト」(2021年8月-2025年7月)実施地域。配属先内外の複数の関係者との活動が想定されるため、協調性と積極性が求められる。住居はホームステイの可能性あり。