要請番号(JL24824B01)
募集終了
・2025/1 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
ニカラグア国立工芸大学 (UNP)
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2022年2月に前身の私立校(1967年創設)から現在の国立校に移行した高等教育機関で、工学、技術、科学などの分野に重点を置き、ニカラグアの科学技術の発展や環境課題の解決に貢献している。4学部(健康・社会サービス・看護師、社会科学・商業・権利、人文科学・芸術、科学)で、学士、修士、博士課程を開講し、学生数13,116人(2024年度)おり、4学部内に14の専門課程がある。各学部の修業年数は4年から5年。年間予算は約7.2百万米ドル(2024年度)。SDGsの4「すべての人に質の高い教育を」を目標としている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICA海外協力隊は、科学部の基礎科学技術局内の3つの専門課程の1つである産業バイオテクノロジー学科に配属される。同学科には、3つの実験室があり、JICA海外協力隊は主に微生物バイオテクノロジー実験室で活動する。同実験室は農業生産と食糧安全保障に関する課題に取り組み、社会と環境に直接正のインパクトを与えるプロジェクト(カカオの廃棄部分の有効活用や、松や花の抽出物の製品化、飲料水中の水銀除去のための微生物研究等)を実施している。一方、学科長及び同実験室長共に20歳代後半と若く意欲は高いが、分野全般、特に実験室の効率的稼働や安全運用等に関する経験が不足しており、それらの知識・技術に関する指導支援を求めて、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1.学科内の実験や研究に関する支援
2.実験室内の機材配置等に関する5Sなどの方法論を活用した管理の仕方などへの助言
3.機材の使用やメンテナンスのための簡潔な機材使用マニュアル作成支援
4.その他、ISO17025の資格要件を満たす実験室運営に関する支援や助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
白衣、机、椅子、UV-Visスペクトロフォトメーター、AMSCOPE社製光学顕微鏡、バイオセーフティキャビネット、UV/Visスペクトロフォトメーター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
バイオテクノロジー実験室長(20代男性、産業バイオテクノロジー工学修士)、産業バイオテクノロジー学科長(20代男性、産業バイオテクノロジー工学修士
活動対象者:
産業バイオテクノロジー学科所属教員4人、学生94人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)工学 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイの予定。
実務経験には、大学や大学院での研究期間も含む。