要請番号(JL24824B07)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水産庁 (INPESCA)
2)配属機関名(日本語)
水産庁 (INPESCA) 水産養殖総局 チナンデガ支部
3)任地( チナンデガ県チナンデガ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同国のGDPに占める水産業の割合は1.25%(2019年)、水産業従事者は全人口の0.6%、約3.95万人(2017年)と少なく、国内の魚介類の消費量も世界平均の約1/3程度と少ない。ニカラグア水産庁は、ニカラグアの漁業・養殖資源の利用を管理し、環境的・経済的・社会的公平性のある持続可能な発展に貢献することを目的として2007年に設置された。年間予算は約307万米ドル(2024年)。水産養殖総局は、海洋養殖と内陸水域の経済成長を目指し、中小規模の生産者や民間部門を対象に、海水・淡水の魚介類の養殖・生産を促進するための技術の検証・移転を行い、養殖の多様化を促進している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ニカラグアの漁業従事者のほとんどは零細漁業者である。配属先は、これら漁業者の養殖魚飼育指導や効率的な協同組合運営等を支援し、関係者の収入増加、生活の質向上に資することを目指しているが、その中で特に、地域のマダイや養殖エビの養殖業関係者に対する支援の改善の必要性を感じている。その課題への対応として、1.協同組合の組織改善 2.技術マニュアルの作成と養殖に関する研修の実施 3.養殖魚とエビのサンプリング実施の3つを挙げているが、現在各漁業者の協同組合離れや養殖魚の飼料作製の課題を抱えており、これら課題に対応できる知識と経験をもった人材による支援が求められ、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 対象コミュニティを巡回訪問し、魚やエビの養殖における労働組織(協同組合)の現状調査を実施する。
2. マダイやエビの養殖、その他の研修のためのマニュアルやガイドラインを作成する。
3. 魚やエビの成長曲線の結果を確認するため、魚やエビのサイズと重量のサンプリングを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、酸素濃度計、PH測定器、塩分濃度測定器、手投げ漁網、天秤、魚長計
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
支部長(50代女性、経験23年)
養殖専門家(40代女性、経験17年)
活動対象者:
支部の職員8名、地元の養殖業者約50人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要
[参考情報]:
・養殖用飼料の製造経験(鯛、エビ)なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(21~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイの予定。