2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24824B09)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G210 地質学
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

ニカラグア国立自治大学マナグア校 (UNAN-Managua) 地質・地球物理学研究所

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ニカラグア国立自治大学は1812年に創設されたニカラグア最古の国立大学である。同校は科学技術に精通した専門家の育成と、同国の持続可能な政治・経済・社会発展及び国際的課題の克服に貢献する科学技術の発展に資することをその目的としている。社会人文科学部、保健科学部、自然科学部など9学部と研究調査センターなどを含め、学士から博士までの専門課程を提供している。学生数約4万人、教職員数約2千人。配属先となる地質・地球物理学研究所は、大学所属の研究機関で地質学、地球物理学、ジオテクニクス、地震学・地震工学、災害リスクなど、地球科学に関連分野の研究や開発に貢献している。年間予算8万米ドル(2024年)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ニカラグアでは地震発生のリスクが高く、直近では1972年にマナグア市周辺を中心に発生したM6.3規模の地震により、多くの死傷者、建物の損壊被害を経験した。配属先では、JICA技術協力プロジェクト「マナグア湖南部におけるマルチハザード評価」(2010年-2014年)の支援を受け、同規模の地震発生時の同市のリスクレベルを推定し、インフラに与える影響とその要因の定量化を行った。その後の継続的な研究成果が、マナグア市の国家建築規則2021年版の更新に組み込まれるなど、国の危機管理に貢献している。地震研究における日本の知識・技術に多大な信頼を寄せており、同分野研究の更なる深化や若手研究者の育成に向けての継続的な指導助言が期待され、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と共に以下の活動を行う。
1. 土壌調査に関する国家規制の更新プロジェクトを支援する(地質調査または地震調査の実施含む)。
2. 地質試験や地震試験のための野外活動を支援する。
3. 研究室や実習場での実験を支援する。
4. 配属先および運輸・インフラ省(MTI)職員のための地質工学または地震工学に関する訓練コースの実施を支援する。
5. 地質工学や地震工学分野の教員、学生、研究者、他機関の専門家に対する再教育講義実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

土壌・岩石サンプリング用パーカッション・ロータリー・ドリル掘削機(能力100 m)、三脚付き標準貫入試験装置、土壌の物理的特性を特定するための装置、土壌の弾性モジュールと剛性測定装置、地震計等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
地質・地球物理学研究所(IGG)長(40代男性、地質工学修士、経験15年)、教員(40代男性、地震工学修士、日本留学経験有)
活動対象者:
IGG所属学生30名、教員4名(上記2名除く)、その他関係者12名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士) 備考:業務遂行上必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイの予定。
スペイン語学習に意欲的なことが必要。