要請番号(JL24824B10)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境天然資源省
2)配属機関名(日本語)
環境天然資源省 環境品質総局 化学物質安全部
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア県マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
環境天然資源省は、1979年設置の国の機関で、国の環境保全(野生動物保護含む)に関する政策方針整備を他の各省庁と連携して実施している。環境天然資源省本部では、各自治体の開発計画に関し、天然資源の持続可能な適正利用にかかる環境アセスメントや評価、指導を実施している。また、自然環境に悪影響を及ぼす有害化学物質や汚染物質等にかかる監視と指導、バッファゾーン含む自然保護区管理や自然保護にかかる国際約束の履行をしている。さらに、自然災害に対する防災、緊急対応、環境に対する違反行為取り締まり、環境教育プログラムに関する業務等を行っている。年間予算は約419万米ドル(2024年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の環境品質総局化学物質安全課には、同局管理者1名と再生可能天然資源、環境・天然資源管理、産業・農業ビジネスの専門家4名が所属しているが、廃棄物管理のうち、特に化学物質等にかかる内容への対応が困難な状況である。そこで、化学物質の取扱い管理(人体への危険性や環境要素 大気、水質、土壌 への影響)と、再利用の可否を含めた廃棄物の統合管理(有害・非有害廃棄物や再利用可能なゴミのうち廃電気・電子機器)に関する関係者の能力強化が必要とされ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 化学物質の取り扱い、人体への危険性やさまざまな生態系への影響に関する環境管理への助言や支援を行う。
2. 有害・非有害廃棄物(再利用の可否)および再利用可能な廃棄物のうち、廃電気・電子機器の統合管理に関する助言や支援を行う。
3. 大気質モニタリング結果の解釈と評価に関する助言や支援を行う。
4. 環境教育の中で扱われるテーマとしての廃棄物や循環型経済に関する助言や支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研究室、机、椅子、気体検知器(X-AM5600)4台、微粒子モニターキット(EPAM5000,5001)、PH測定器、遠心分離機、ケンダル窒素、分光光度計
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
化学安全責任者(50代男性、経験5年)、化学物質安全課長(50代男性、経験5年)、環境品質専門家(40代男性、経験13年)、(30代男性、経験6年)
活動対象者:
環境品質総局の専門家4名、その他国内の同分野の専門家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)化学 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要
[参考情報]:
・有害・無害廃棄物管理の知識や経験なるべく
・化学物質や廃棄物の知識や経験なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(21~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
スペイン語学習に意欲的なことが必要。住居はホームステイの予定。